【CHUNITHM】脱力をしよう
この記事はPUC Advent Calendar 2021の9日目の記事として作成されました。
前日の記事は微積分さんのインペリアル達成物語です。激アツです。
PUC元代表のnullです。
先月代表をデンくんに引継ぎました。これからもよろしくお願いします。
さて、今回のテーマは
「脱力」
です。
この記事では主にCHUNITHMについて述べますが、他の多くの音ゲーにも当てはまると思います。
脱力することのメリット
疲れにくい
無理に力を入れないよう心掛けると、体力がなくても体力譜面に対抗することができます。さらに高難易度譜面を連奏してもあまり疲れなくなるので、その分高難易度の練習量が多くなり地力も上がるかもしれません。
手元がきれいになる
ランカーの手元動画をyoutube等で見ると、大抵軽いタッチで譜面を捌いているのが見て取れます。はやくこれになりたい
余裕ができる
譜面を捌くのにいっぱいいっぱいになってしまうと、次の配置や注意すべきポイントを忘れてしまいます。脱力して処理することで他のことを考える余裕が生まれます。
脱力とは関係ないですが、譜面確認で注意するポイントを覚えるときは該当箇所だけでなくその手前も覚えると勝率がかなり上がります。(昔オーケストラやってたときも同じような意識をしてました)
脳内でボルテのつまみ予告のような表示が出せるようになるとなおよいです。
全国対戦で有利になる
NEWではオンラインアリーナである全国対戦が追加されました。
当然高難易度曲も飛んでくるのでやらなければいけないのですが、体力を消費しすぎるとその曲だけでなくその後の曲にも影響します。
脱力を意識してプレイすることで体力を温存したまま自選や他の他選に挑むことが出来ます。
他の人が疲れている中で自分だけ体力が残っているとかなりのアドバンテージになります。
意識していること
ウニはスライダー式の音ゲーですが、スライダーの感度が良いため(余程メンテが終わっていない限り)軽く触るだけで反応します。なので力まず軽く触るようにすると疲れません。
……とはいってもこれだけだとふわっとしているので、普段意識していることを紹介します。
仕様を活用する
同アドカレのくうらんくんの記事で詳しく紹介されていますが、CHUNITHMにはいくつか注意すべき仕様が存在します。
まずフリックですが、端に隣接しているフリックは端+他の1点をタップするだけで取れます。有名な端フリックですね。
BlazinG AIR など、エアー+フリックが頻発する譜面は端フリックで軽く処理してあげると楽です。フリックでない方に集中できるのも利点です。
![](https://assets.st-note.com/img/1638972789476-mwrUn2b5bZ.jpg)
次にスライドです。スライドは基本的に動かし続けていないと抜けます。(スライド判定)
極端な例だと、高い塔の広がるスライドの始点で全てのセンサーを押さえたとしても、その後のスライドは(真ん中2本以外)抜けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1638973734461-H2TFCRFHwR.jpg)
ただし始点と終点が重なっている場合や傾斜が急な場合、ホールドの上にある場合などはスライド判定がありません。
よってスライドを押すときはスライド判定があるかないかを見極め、ない場合は無駄に手を動かさないようにするとスマートです。
スライド判定がある場合も、わしゃわしゃするのではなく譜面通りに動かし続けるとなおよいです。ゆっくり等速度で動かすのがコツ。スライドが遅すぎる場合は円を描くように擦りましょう。
最後はエアーです。
ホールドやスライドの終点にエアーがついている場合、終点付近の判定が消えます。これを利用して動きを減らすことが可能です。
次の譜面はECHO[MAS12+]です。
![](https://assets.st-note.com/img/1638974915894-D3ZwD4S5Z8.jpg)
まともに取ろうとすると忙しい上に巻き込みますが、判定が消えていることを利用すると次のように取れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1638974946173-5qsUuTn0Jx.jpg)
このように判定の仕様を用いて動きを簡略化できる場合があります。
続いてエアー自体の判定についてですが、振り上げエアーと振り下ろしエアーは判定が違います。(ただ今作で変わった可能性があり、もしかすると同じくらいになったかもしれません)
振り下ろしエアーの方が判定がやや手前にあります。
判定を理解するとパタパタ手を振らずとも自然に取れます。
指先で押す
細かいノーツだと第二関節で押しがちですが、それだと打鍵音が出やすいのと不必要に力が入りがちなので、基本的には指先の腹の部分で押すことを意識するとよいです。ただしノーツが細かく割れている場合は仕方ないと思います。
あと爪は事前に切っておきましょう。音ゲーマーは爪の伸びが速いらしい。
ノーツを認識する
ノーツをちゃんと認識できるようになれば、自ずと無駄な動きは減ります。
例えば分割ノーツであれば、ノーツがどれくらい割れてるのかによって手の形を変えるのがベストです。自分が今どのノーツを叩いているのかが意識しやすくなるのと、巻き込みや抜けが減ります。
例として、眠れぬ夜君を想フ[MAS14] の譜面を挙げます。
![](https://assets.st-note.com/img/1638972844920-oE2qoCtcKL.jpg)
適当に叩くと巻き込みやすい配置なので、割れてるノーツと割れていないノーツをしっかり区別して叩きましょう。
ハイスピを合わせる
ハイスピが速すぎると動きが忙しくなります。かといって遅すぎると認識できなくなるので、自分の最適なハイスピを見つけることが大切です。
参考として自分の今のオプションはHS10.25、判定A-0.6、判定B+0.6です。高難易度はHS+0.25するときもあります。
運指を組む
自分がやりやすい運指を組みましょう。
最近はボルテみたいな取り方をするのがマイブームです。
マイブーム運指 pic.twitter.com/MhEHtL9Des
— ぬるんちゅ (@null_music_n) December 3, 2021
— ぬるんちゅ (@null_music_n) December 8, 2021
ノーツの取りこぼしを減らす
押している(と思い込んでいる)にもかかわらずmissが出ることがしばしばあります。そのような場合でもスライダーで無反が起きていることは少なく、強く叩くことは根本的解決にはなりません。大抵原因は次のどれかです。
押す位置が横方向にずれている
手を大きく動かす配置で多いです。自分では届いていると思っても実は全然届いていないみたいなのも日常茶飯事です。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66961277/picture_pc_9b4263391e236e7d50eb6d6b576a0077.jpeg?width=1200)
押す位置が前方向にずれている
意外と多いのがこれ。
CHUNITHMの仕様上スライダーの上の黒い部分にはセンサ―がないため、ここを押してしまうとほぼ確実に抜けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1638972912615-5xTjORYPN3.jpg?width=1200)
抜けそうな箇所はスライダーの下~真ん中を押すようにしましょう。
間のノーツが押せていない
主に分割ノーツで起こる現象。指の間隔が等間隔でなかったり、真ん中の指がスライダーに接地していなかったりすると抜けます。
また、前述の上にはみ出るタイプとも重複します。何も考えずに押すと人体構造的に中指あたりが上にはみ出やすいです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66961378/picture_pc_77d5159974cdc75c4adb6f61576b2a5a.jpeg?width=1200)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66961363/picture_pc_f6554e950f1ff015b2e6227f943261af.png?width=1200)
プレイしているだけではノーツの抜ける原因がどれかわからないことが多いです。手元を撮りましょう。
そうはいっても難しい
慣れないうちは力を抜くとノーツが抜けたり体のバランスが崩れたりすると思います。しかし何度も経験を積むうちに最小限の動きで済むようになり、結果としてさらに地力が上がります。
ただいきなり高難易度で試すのも無理があるので、まずは13+~14の譜面で脱力を意識してプレイしてみるのがいいと思います。世界が変わります。
おわりに
高難易度に向き合う際には脱力がかなり重要となってきます。普段から脱力を意識したプレイを心掛けると、体力の消費が減って高難易度の敷居が下がり、その結果地力も上がって最強になります。
あと、積極的に手元を撮りましょう。そしてtwitterに上げましょう。