外部から東工大院試合格!実体験に基づく試験までのスケジュールと戦略

これから東工大や他大学院の受験を考えている方へ、私の実体験に基づいて、院試までの大まかなスケジュールをご紹介します。特に外部からの受験を予定している方には、ぜひ参考にしていただければと思います。

東工大の場合、各学院の出願や試験日程はほぼ同じですが、他大学は研究科によって異なることが多いです。私は東工大以外の外部の大学院を併願していたのですが、今回は東工大にフォーカスしてお話しします。

〜3年2月

この時期はまだ特別な準備をしなくても問題ありませんが、志望先を明確にしておくと安心です。志望先が決まっている場合は、必要とされる基礎科目や英語テストを把握し、余裕があれば英語の勉強を少しずつ始めるのも良いでしょう。また、3年生のうちに単位を落とさないことと、4年での授業数を減らせるよう計画を立てておくことが、後々の試験準備をスムーズにします。

私自身、油断すると単位を落としかねないタイプなので、定期試験前はしっかり勉強していました。この時期に時間があるときは、英語の勉強や線形代数・微積分といった基礎科目の復習に取り組んでいました。

3〜4年の春休み

志望先が定まっていると良いです。複数回説明会が開催される所は春休みから説明会が始まり出すと思います。迷っている所でも可能ならば説明会や研究室訪問に行き自分のやりたいこととマッチするか検討してみましょう。
基礎科目の勉強は始めておきたいです。英語はどれも使うかが決まれば早急にスコアを取得しましょう。

私は東工大の説明会に参加し、アポを取り研究室訪問へも行きました。また、統計学が課されていたのですが、私は未履修だったためとりあえず一周しました。

4年4,5月

この時期、多くの大学院で説明会やオープンラボが開催されています。外部からの受験では、志望する教員や研究室の情報収集が重要ですので、説明会や研究室訪問を活用し、志望教員を決定しておくと良いでしょう。また、出願時に求められる志望理由書や研究計画書の作成に備え、疑問点はここでクリアにしておきましょう。

過去問に目を通しておくと、後の試験対策がスムーズに進みます。

6月

多くの大学院では6月に出願が始まりますが、早いところでは5月末から受付が始まることもあります。志望理由書が簡易なケースもあれば、しっかりとした研究計画書を求められる場合もあるため、どのくらいの時間が必要かを事前に確認し、スケジュールに余裕を持たせておきましょう。

私の場合、複数の大学院を併願していたため、志望理由書の作成や出願手続きに多くの時間がかかりました。また、この時期は研究室の活動も忙しかったため、計画的に時間を管理することが求められました。

7月

この時期は、試験に向けて勉強に集中する時です。最後の追い込みをかけましょう。特に東工大のA日程(筆記試験免除の面接)が7月に実施されるため、受験する方は面接対策も並行して進める必要があります。

過去問の演習は、この段階で徹底的に仕上げておくことが重要です。過去問を解くことで出題傾向がつかめるだけでなく、自分の弱点も明確になります。苦手分野が残っている場合は、集中的に取り組んで克服しておきましょう。

8月

いよいよ筆記試験が近づきます。大学院によっては7月末から試験が始まるところもありますが、東工大の試験は例年8月中旬に行われます。試験の数日前には復習に集中できるよう、7月の段階で「これで大丈夫」と思える状態に仕上げておくことが理想です。この時期は、詰め込みよりも、今までの学習内容を再確認して、ミスを減らすことに注力しましょう。

最後に

勉強の進捗やスケジュールは人によって異なりますが、出願や試験の日程はあらかじめ決まっています。試験当日から逆算し、計画的に準備を進めていくことが重要です。また、受験先を早めに決めておくと、目標が定まり、集中しやすくなります。

私自身の具体的な体験談については別記事で詳しく書いていますので、そちらもぜひご覧ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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