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外部からの東工大(東京科学大)経営工学系 院試対策の全て

こんにちは。私は外部の大学から2024年8月に実施されたB日程を受験し、東工大(東京科学大)経営工学に合格しました。

説明会、研究室訪問、内部生、周りの受験生から得た情報をまとめたいと思います。目次を参考にしていただければ幸いです。また、得点開示の結果も載せておきます。

ネットにない情報や受験し合格したからこその情報、内部生、周りの受験生から聞いた情報があります。

私は東工大以外にも難易度と倍率の高い大学院に複数合格しました。院試においては情報が合格の鍵を握っています。適切に情報を集め、何をやれば良いかがわかっていれば少ない時間で合格可能であることを示しました。
 
10年以上の過去問を解き、分析した上での有効な過去問の使い方、使用した参考書、面接についてなど、「これを読めば十分」というほど経営工学対策の全てが載っています。
毎年ほとんどが内部生のA日程による合格のため、B日程合格者はそう多くはいません。その中で、トップクラスに情報を集め分析し、最小限の対策で合格した自負があります。

別記事で私の開示結果を掲載しているのですが、経営工学系の外部英語スコアは単純な線形変換ではなく、恐らく一定のスコアで階段化されています。他の方の開示結果や、他の大学院の算出方法を参考にして、私独自の考察もしています。

こちらの都合で内容を変更する可能性があります。
2024年10月時点での情報です。内容が変化しても更新する予定はありません。自分が受験のために作成していたメモ等を見て書いているため誤っている情報があるかもしれません。



東工大経営工学の基本情報

経営・経済・社会に関する問題を理工学アプローチにより解決します。情報系とも密接に関わっており、分野によっては東工大の情報理工学院の数理計算科学系と非常に近いです。
外部英語テストはTOEICでも出願可能で、専門科目は「線形代数,微積分,基礎数理,数理工学,確率・統計」であり非常に受験しやすいです。また、問題の難易度もそこまで高いわけではく基礎的基本的な問題が多いです。
修士課程で獲得できる学位は修士(理学),修士(工学),修士(学術)です。

倍率

公式HPの2024年4月入学の結果では志望者141人、合格者68人となっています。例年の志望者と合格者の結果だけを見ると2倍程度となっていますが、A日程合格者が40名程度であれば、B日程での倍率は4~5倍となります。Aではある程度の所属大学の偏差値と高GPAが求められ、基本的にB突破より困難であると思います。

2023年実施と2024年実施の詳細について

2023年実施
志望者:135名
定員:62名
合格者:68名
A日程合格:44名
B日程受験:91名
B日程筆記合格:27名
B日程合格:24名

B日程合格は91/24で約3.8倍でした。筆記通過者の合格率は89%です。

以下、2024年実施と過去のB日程筆記合格者数について書きます。2024年実施では、上の情報に加えてA日程の対象者数が判明しています。これはA日程対象者にしかわからない情報で大学から公表されることはありません。またB日程通過からの合格率が2023年と大きく異なりました。
B日程の合格を目標としている方が多いと思うのですが、上の通り毎年20名程度しか合格しないため情報が少ないです。適切な対策により最小の労力で突破した私の知見が誰かの参考になれば幸いです。
勉強スケジュールやTOEICのスコア推移等の私自身のことについては「https://note.com/null0904/n/n434f938b37cb」を参照してください。


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