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【卒論アドバイス⑪】発表・口頭試問に備えるには…?卒論提出=卒業にはあらず。

こんにちは!サポートデスクの院生スタッフです。
今回は最後の卒論発表や口頭試問のポイントを紹介します。

これらは、どちらか片方を卒論提出後すぐに行うことが多いです。
気持ちよく卒業するためにも、発表・口頭試問にしっかりと備えましょう!

1.発表

卒論発表では先生だけでなく、3年生以下の研究室メンバーも参加する場合があります。ぜひ後輩に卒業研究はどのようなものなのかが伝わるような発表をしたいですね!

発表時間や形式などは、研究室からの指示に従って準備します。
短時間に発表するため、卒論で取り組んだ課題や設定した問題を端的に説明し、最終的にその課題に対して自分がどのような答えを出したかを述べます。

発表に関して【卒論アドバイス⑩】仕上げの作業って案外むずい…!でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

卒論で研究の楽しさを知ったという人も、上手くいかなかったという人も、発表の場は自分の研究に対して、他の人から意見やアドバイスをもらえる貴重な機会です。
提出して終わり!ではなく最後まで全力を尽くしましょう。

2.口頭試問

口頭試問は卒論をもとに出される先生からの質問に答えるものです。
研究室にもよりますが、主査(指導教員)、副査(分野の近い別の先生)の二人から質問されることが多いです。
一人ずつで行うため、他の4年生や3年生以下のメンバーは同席できないか、同席できても質問はできない場合があります。

質問内容としては、主に以下のような内容が挙げられます。

・卒論の要旨(問題設定と結論)
・卒論で取り組んだ研究の意義
・良かった点と悪かった点
・今後の課題
・引用されている他の研究資料について
・先生が気になった点

人文学系の分野では特に、引用した他の資料についてその著者の研究史における立ち位置や、資料の位置づけなどを聞かれることもあります。口頭試問前に卒論で引用した資料をもう一度見直しましょう。卒論提出から口頭試問までの期間がある程度空きそうであれば、口頭試問の1週間前から卒論を読み返すと余裕を持って準備できます。

また事前に卒論を人数分印刷・提出する場合もあります。日時や場所、持ち物などの情報を把握し、準備します。

卒論発表・口頭試問は、まさに卒論の総仕上げと呼べます。
自分の研究を書いて発表する「卒業論文」だけでなく、口頭で説明する「発表・口頭試問」までが卒論だ!と覚えておいてください。

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