『カラオケ行こ!』段々クセになってくる~♪
つい先日、サブスクで観ました!
もともと原作漫画の広告を見て気になっていて~、でも手を出さずにいて~、映画上映も逃して~、でもジワジワと観たくなって~、からの~、レンタル購入したってパターンでございます(笑)。
映画上映は、自分が行きやすい映画館でやっておらず「行こ!」とはなりませんでした。上映当時は今年の1月24日で……正直、映画に行く=『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観に行くっていう感覚が強かったのもあり(笑)。
でも、自分が面倒くさがっただけで、上映館を調べて行くことはできたのにな~とちょっと後悔しています。
──いや、そろそろ中身の話をしましょう!
この映画、なんでレンタル購入(※見放題ではない)してまで観たいと思ったのか。
先述の通り、原作と映画の存在を知っていたというのと、もう1つ、主題歌になっている『紅』をYouTubeで聴くようになったからです。
Little Glee Monsterさんがカバーしたこの動画では、映画のカットも入っているのです。映画を観てから思いますが、もう本当に絶妙なシーンの入れ方をしていますね~。
あと、メンバーの凛とした歌声と、さらにピアノによる伴奏、そして現役合唱部によるコーラスが本当に素敵なハーモニーに仕上がっています!
何回も聴いているうちに、改めて『紅』の良さも知ったし、その度に映画のシーンは目に入るし(常にガン見していないものの)、いつの間にか「あ、映画観よ!」と考えるようになっていました!
映画に興味がない方でも、ぜひ一度、音楽の方は聴いて頂きたいです♪
──あれ、まだ中身の話になってませんね?
(主題歌も映画の中身でいいのかな?)
原作は、ピッコマのお試しページしか読めてないですが……コミカルだけどシュール……独特のタッチだと思います。
それに対して映画がどれほど忠実かは判断しかねます。原作では主人公のモノローグがあるけれど、映画ではないし、出会いのシーンも少し変わっているので多少のアレンジはあるようです(※あくまでお試しで読んだ10ページ程度での判断です)。
全体的に見て、学校:カラオケ:ヤクザで、3:4:3くらい??
とてもバランスがいいシーン構成ですね。
私は、聡実くん役の齋藤潤さんも良かったけれど、やっぱり狂児さん役の綾野剛さんの演技というか、役作りがすごいと思いました!
正直、綾野さんって、イメージ的にヤクザとか向かないんじゃないって心配していました。どちらかと言うとヤクザを捕まえる方なのでは(笑)。ただ、この映画に限っては良かったです。
(ゴリッゴリの任侠映画だと、まだ懐疑的。笑)
狂児さんは、聡実くんに対しては、低い声のトーンながら、淡々と穏やかに話すのです。
中学生の聡実くんに対して、優しすぎる面アリ(笑)。
ていうか、最後のシーンで、聡実くんのこと大好きじゃん!?ってなりました。このショックは、ぜひ映画で確かめて頂きたい……。
それでいて素っ頓狂に怒号を出したり、容赦ない言動もあるので、そのギャップが萌えというか……あっやっぱりヤクザだと思いつつ……ツンデレを感じずにはいられない!(笑)
そして、聡実くんと狂児さんの関係性が絶妙にいいです。大好き!
聡実くんはイマドキっぽいというか、とても冷静な男の子。部長を任されているのも納得です。
そしてわりとハッキリと物を言う。
狂児さんを含むヤクザ勢にはさすがにビビりつつ、でも若さゆえの過ちか、ちょっとグイっと勇気を出すんです。がんばれ若者!
中学生……青春だよねぇ。いろいろあるよねぇ。
学校パートもわりと楽しめて好きでした。
きっと日常的にありそうと思わせつつ。
謎の映研?の彼、すごくいい味出してましたねぇ~。
映画版『カラオケ行こ!』は、爽やか×ちょっぴりバイオレンスな、カラオケコメディってところですかね~。ほくほく。
個人的には、芳根京子さん・橋本じゅんさんの演技も好きでした♪ 学校とアンダーグラウンド、それぞれに魅力が詰まっていたから、映画は大ヒットしたかもしれませんね~♪
随分と語りました……。
やっとここで、総合評価です。
私がちゃんと観れたの、1回なんです(レンタル期間に時間が取れなくて)、なんですが、何回も思い出すうちにジワジワと腑に落ちていく感覚があるんですよ~。
あと、映画の外、描かれていない話も想像したくなる。高校生になった聡実くんや、合唱部メンバーの日常とか、狂児さんの過去の話や……。
カラオケでこんな不思議な感覚になるなんて……。
原作も映画も、できるならまた触れたいです!