誘える人と誘えない人
世の中には、誘える人と誘えない人の二種類がいると思う。
私はもちろん誘えない人である。
カラオケに行きたい!、カフェに行きたい!と思ったとき、まず考えること。
「誰を誘おうか?」
こう考える人は”誘える人”である。
私の場合は、「どこに行こう?」「いついこう?」
一人で行くことが前提で考える。
そんな時にたまたま人から誘われたときに限り、人と行くという選択肢が生まれる。
この誘える人と誘えない人は相性がいい。
凹凸がピッタリはまるのであるからもちろんである。
一方で難しいのが、”誘えるが決められない人”である。
このタイプが、私みたいな”誘えない人”と相性がよくない。
たとえば、こういった感じである。
「〇〇ちゃん、遊びに行こう!」
「どこか行きたいとこある?」
「どこでもいいよ!」
「〇〇ちゃんに任せる!」
誘ってもらえるのは内心嬉しい。
ただ、その後が非常に難しい。
私みたいな誘えない人の頭の中は、
「もし行きたくない場所だったらどうしよう」
「楽しんでもらえなかったらどうしよう」
「相手を気にしながら行くくらいなら一人で行こうか」
こんな考えでいっぱいだから誘えないのである。
遊びに誘ってくれたとて、目的地全任せされてしまうと
こちらが誘ったときとなんら変わらなくなってしまう。
我ながらめんどくさい人間である。
最近立て続けに”誘えるが決められない人”に誘われることがあった。
向こうとこちらの移動距離が遠すぎないか、
ディナーってより軽い感じで、
お金は高すぎないか、
好き嫌いが偏らないお店か、
考え抜いたうえで決めたお店を伝えた時
リアクションによっては変更しなければいけないあの感じ
いつまで経っても苦手な私は、”誘える人”レベル1である。