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二等無人航空機操縦士技能証明 実地 口述試験

この間、二等無人航空機操縦士技能証明 試験に合格しました。といっても限定解除で落ちたので、限定の再試験合格まで証明書発行を止めてもらっています。

二等の実地、口述試験の内容があまりネットに無いので記載していこうと思います。
ただ私が口述試験受けた3回(つまり2回落ちた)は2023年7月8月時点での内容ですので、変更になる可能性もあります。

ちなみに試験受けた時は暑くて、扇風機はあったものの、試験への集中力がダダ下がりでした。


◾️実地試験について
ドローン操縦の試験する場所で試験

実地では、
・記述試験(4問)
・飛行試験(3種類の飛行)
・口述試験(2問)
の試験を行います。

持ち点100点が与えられ。
減点方式で規定の点数を下回った時点で試験終了となります。
試験を受ける団体によっては、一人で受ける場合、複数人で受ける場合があり、複数人の場合は他人の飛行試験が終わるのを待つ必要もあります。(つまり自分の番が来るまで待ちがある)
複数人で待つ場合、他人の飛行を見て自分の飛行の際に注意を意識する事ができます。

口述試験の始まるタイミングは、当方が複数人で試験を受けた時は、飛行試験の最後、「8の字飛行」が終わり続けて、「飛行後点検」後すぐに(待機している方との入れ替え無しで)、続けて口述試験が始まりました。


◾️口述試験 出題内容 2023年8月時点

実地で記述試験と飛行訓練が試験管より口頭で2種類の質問をされるので、それぞれ五分以内に口頭で回答をする。
回答があやふやだと、追加の質問がされる場合もある。
主に「事故」「重要インシデント」に関する問題です。
正確な回答が出ていない場合続けて答える事もできました。(試験官によって違うかもしれません)

内容は以下のURLに記載から出題になります。

口述試験の記載  二等無人航空機実施試験実施細則
https://www.mlit.go.jp/common/001516517.pdf

口述試験の詳細 無人航空機事故及び重大インシデントの報告要領
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001520661.pdf


◾️口述試験 例題
例)
事故に当てはまるケースを2つ答えよ。

解答例)
1つめ 航空機への衝突または接触
2つめ 重傷以上の人身傷害、死傷、または物件の損壊

例)
重要インシデントに当てはまるケースを4つ答えよ。

解答例)
1つめ 航空機への衝突または接触があったと認めた時
2つめ 人身傷害。ただし、死傷と重傷以外の軽傷 操縦者を含むスタッフが傷害にあった際も報告
3つめ 無人航空機の火災 バッテリー火災など飛行中に限る
4つめ 無人航空機の制御が不能になった事態
※航空機の墜落は入らない。

例)
事故や重要インシデントがあった際の対応を四つ答えよ。
ただし火災があった場合を除く

解答例)
1つめ 直ちに飛行を中止する
2つめ 人身傷害があった際に救護を行う
3つめ 警察に届け出る
4つめ DIPSにて報告を行う

※火災があった場合は消防へ連絡を行う
 警察と消防への連絡は一つと見なされる場合もあるようです。


◾️まとめ
いかがでしたでしょうか?
基本的に上記の二つめのURLのPDFの内容をしっかりと読んで自分なりに要点をあらかじめまとめておけば、切り抜けられると思います。

当方は指定講習期間の学科から実地まで間があり、学んだ内容がすっぽり抜けた後だったので、1回目はボロボロでしたが(他に落ちた理由はありますが)、2回目、3回目は事前に頭に叩き込んでおいたので、難なくクリアしました。

ただし、試験内容はナマモノなので変わる可能性がある事はご了承ください。

みなさまの試験にお役に立てたら幸いです。

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