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Githubとバトル

約4年ぶりにGithubと戯れた。正確には半年前まで触っていたけれど、Macからのアクセス&&業務用アカウントだったので、Windows10&&個人アカウントとは勝手が違った。

Open SSH言うてもな

私が最初にGithubなるものを知った時。当時はOpenSSH形式必須ではなかった。そう、Puttygenでコネコネしたものをペシッと貼り付ければそれでOKだった。
しかし時は流れ、GithubはOpenSSHの鍵しかダメだと言う。

普段SSHのカギをPuttyで生成しているWindowsユーザーなので、PuTTY鍵じゃダメだと言われると途方に暮れる。GitBashで~/.ssh/を試してはみたのだが、何かが悪くてエラー以外の何も返ってこなかった。

普及しているはずのPuTTyが使えぬことはなかろうよ?と調べたら、ちゃんとツールは対応していて、ただバージョンアップが必要なだけだった。
しかし…Export Open SSHとしても、Githubには「ぬこ、それ違う。Open SSHを使えや」と言われ、PuTTyには「それはImport出来ぬ」と言われ…

もはや何が悪いのかも分からないまま、私のアリアドネはどこにいるのかと泣きそうになったこの4時間。最新PuTTyで捏ねた公開鍵がやっとGithubに受け入れられた感動に浸る間もなく(ちなみに、Githubに怒られていた理由の1つは、アホな私が何を考えたのか最初の数回Private keyを貼り付けていたことだったりする)、今度はGitBashがリモートリポジトリと繋がらない。

SSH Agentってなんやねん。窓にそんなんおったか?いつからや!

Macで業務していた時は、コマンドでkeyを生成し、configファイルに諸々書き込めばOKだった。Githubに限らず、鯖への接続も同じく。ただ、「WindowsはMacとは違う」という刷り込みが激しすぎて、Windowsにも~/sshがあることを知らず、そこにconfigを足せばよい事も知らず、今回様々な先達の記事を読み漁りながら「時代は変わったのか?」と取り残され感を噛みしめること数時間。←お前がウラシマタローなだけな?

Webサイトを作るなら…窓より林檎じゃね?と斜め上に現実逃避を始め出したけれど、PC買い換えるわけにもいかない。Ctrlキーに慣れた身には、コマンドキーは扱いづらい。それでも、1年以上Macで業務していたおかげである程度のショートカットは覚えたけれど。

とりあえず、数々の先達の足跡を、時に見当違いの方向に転がりつつ追いかけた根性がモノを言い、なんとかGitBashからGithubのレポジトリに繋がるようになった。

Githubは難しい…だがしかし、使いこなせるようになりたい

私が最初にGithubなるものを使い始めた時。それはNoDBのCMSを使いたいと叫び始めた私のために、ゼロとイチを友とする相棒がローカルPC→Github→Bitbucket→レンタルサーバーにdeploy、という仕組みを作ってくれたのがきっかけだった。まだ日本に本上陸していなかったRDBを使わないCMSで巨大サイトをリプレイスしたかったため、諸々を考えたら否が応でもGithubを使うしかなく、既にGithubを大草原にしていた相棒には散々怒られ、溜息を吐かれ、絶望された。。。←NoDBのWebサイトはStatic pagesを生成するので、1記事更新ごとにある程度の数のページが更新されるが、全ファイルを更新する必要はない

当時のGithubは無償のプライベートリポジトリがなく、Githubにお支払いを渋る私を見た相棒は無償で使えるBitBucketを繋いでくれた。
しかし時は流れ、今やGithubでもプライベートリポジトリが持てる。そう、オタク丸出しの沼の中で愛を叫ぶコンテンツを、Githubでも管理できるようになったのだ。

2017年当時の私には、Githubは未知のものだった。何度ローカルとリモートの関係を説明されてもどうしても理解できず。コマンドの順番を間違えてはコンフリクトエラーに襲われて。HEADの位置を戻せず、コミットをなかったことに出来ず、ググっても対応が分からないエラーから逃げ延びることも出来ず…思い余ってリポジトリを丸っと消したこともある。←センスのなさがよく分かる

そのトラウマからしばらくGithubを使えず、Webサイトの更新も滞り、「いつか使えるようになりたいなー。使えるとかっこいいなー」と夢を抱いていたGithub。MacベースでWebサイト管理をする業務の中で想定外にGithubを使うこととなり、最低限の、新規リポジトリ作成~Pushまでは出来るようになった。

この経験のおかげで、Githubへの恐怖心が薄らいだので、今回また再びプライベートでもGithubに再挑戦して、草をボーボー生やしてやろうなんて大いなる野望を抱いたわけだけれど…

何度も相棒に泣きつこうかと思ったものの、これを自力で乗り越えられなければ「最新の技術動向キャッチアップ力を復活させる」ためのリハビリにすらならない。

こんなに面倒ならやめてやる!と絶叫しなかったのは、諦めの悪さときっとなんとかできるはずという根拠のない自信がちらちらしていたから。

現職が合わなくてさっさと逃げ出したいわけだけれど、この根拠のない自信はきっとこの先も私を助けてくれるだろうし、支えてもくれると思う。

泣き出したい気持ちでも、投げ出さずにエラーと闘った時間は、ちゃんと肥やしになっていくのだから。

なぜぎっはぶにこだわるのか?

愛用PCがそろそろ壊れてもおかしくない年数になってきたので、Dドラでしか生成できなさそうなサイトコンテンツを安全に保管したかったから。普通のドキュメント達はOneDriveでもDropBoxでも構わないけれど、Static生成する環境は今のところDドラで動いているので、PCと共に寿命を迎えて欲しくない。ので、Githubで保管することにした。

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