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ストローで軽量な鉛筆延長補助軸を作る

イラストの練習用途で鉛筆を握っていると、どうしても握る位置が上方になり、残り10cm程度になったあたりで、使いにくさに耐えきれずお役御免となってしまいます。大抵の鉛筆は長さが17.5cm程度なので、半分も使わずに役目を終えてしまうことに。さすがにそれではコスパが悪いのであのグッズが役に立つわけです。

短くなった鉛筆を延長して、なるべく最後まで使い切る道具が補助軸。

https://www.amazon.co.jp/STAD-クツワ-補助軸(シルバー)2本/dp/B01B2U5ICG/

昔から存在する補助軸ですが、多くの製品が金属製で重心が高くなることに加え、構造上一回り二回り太くなってしまうという問題があります。
筆記用途ならあまり問題ないかもしれませんが、イラスト用途だと重量増加や重心が高くなるのはあまりうれしくない。(個人の好みかもしれないが)

で、軽量な補助軸を100円ショップで売ってるアイテムを使って作ってしまおうというわけです。

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用意するもの

・8mm経ストロー
・マスキングテープ
・クリアファイル(無くても良い)

どれも100円ショップで手に入ります。日本で流通している一般的な六角鉛筆は8mm経だそうなので、補助軸の材料に使うストローも8mm以上のものが必要です。一般的なストローに比べると極太ですが、タピオカ用とかの用途で需要があるのか多くの店で扱っています。
固定用のテープはマスキングテープでなくても良いんですが、適度なグリップになることに加え、何周か巻いてもあまり軸が太らないという点で考えるとマスキングテープがよさそうです。


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ストローに切れ目を二箇所入れます。ストローを切断する長さは好みに合わせてでいいと思いますが、鉛筆本体と合わせて15cmくらいあると快適かと思います。

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切れ目に鉛筆のおしりをねじ込んで、マスキングテープを巻いて固定します。
この時、ストローの中にクリアファイルを丸めてねじ込んでおくと、強度が増して少し安定します。厚紙とかを丸めてねじ込んでおく方法でも良いかも知れません。


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残念ながらストロー補助軸は強固な固定ではないので、ストロー部分を握って筆圧をかけるといった使い方はできません。人にもよりますが4cm〜5cmくらいまで使い切るのが限度かと思います。これ以上短くなると鉛筆削りに入らないという問題も出てきますし……

まぁしかし、凄まじく貧乏くさいですね。誰にも見られない場所でしか使いたくないですねw

こういったオリジナル補助軸のアイディアは他にも人それぞれあるようで、アニメーターとかは紙を巻いて接着剤で固定したりして即席の補助軸に仕立てたりするらしいですよ。

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