練習用に買い集めたアナログ画材(約7000円分)

イラスト練習を初めて早三ヶ月。最終的なゴールはデジタルでのカラー作品を作ることではあるが、基礎的な練習はアナログで取り組む方針で取り組んでいる。

アナログ画材というのは不思議なもので、使いこなせない・必須でもないのに気になる製品があると次々に買ってしまう。気づいたら7000円分の画材を揃えていた。極端な話、100円ショップでスケッチブックと鉛筆と消しゴムを揃えればアナログイラストは始めることができるので、無駄遣いも良いところである。

とはいえ、アナログイラストは趣味としては非常にコスパが優れたジャンルと言えるだろう。

今回はイラスト初心者ながら、画材を使ってみての感想などを書いていきたいと思います。

シャーペン編

ぺんてる エナージェル 0.5mm

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BA%E3%82%93%E3%81%A6%E3%82%8B-%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AB-%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97-%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E8%BB%B8-PL75-S/dp/B000WGWT6K

イラスト最初期に購入したシャーペン。近所のホームセンターで一番安かったからという理由で購入。特筆すべきファンクションもなく質素な作り。本体が太めなのが個人的に気に入らず、あまり使わなかった。

ゼブラ デルガード 0.5mm

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00NN3Z4EI/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

芯折れ防止機構を売りにしているハイテクファンクションを搭載した一品。300円を切る価格も魅力的。
ただ、私はどうにも筆圧が弱いらしく、芯折れの可能性も低いので、この機構も無用の長物となってしまった。筆圧の強い人や、力加減が下手な子供などには良いシャーペンかもしれない。なお4Bの柔らかい芯やカラー芯などはこのシャーペンを使っても芯折れを防ぐのは難しいらしい。

三菱 クルトガ アドバンス 0.5mm

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06XV3W6CT/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

みんな大好き、みんなのクルトガの進化版。従来のクルトガは40回分のペン先上下運動で芯が1回転していたが、アドバンスは20回の上下運動で芯が1回転する。イラスト用途だとこの進化は有効な気がする。文字の筆記と違って一筆が長い線を引くため、従来のクルトガの回転スピードだと芯の偏り摩耗を防ぎきれなかった。また垂直方向だけでなく、横方向にもパイプがぐらつくという従来の欠点も解消されている。
使ってみての感想だが…… クルトガエンジン回ってなくね?
はい、私の筆圧が弱すぎるのか芯が回らない。イラストを描く時は文字の筆記と違ってペンを寝かせ気味にしているというのも相まって、相当強い筆圧を与えないと芯は回らない。
クルトガの意味ないじゃん……
筆圧の強い人にはおすすめだと思います。
あと地味に良かった点としてパイプがスライドするという機構でしょうか。夢中になっているとノックするの忘れて、金属パイプが紙面に当たり線が汚くなってしまったという経験ありませんか?
パイプが勝手にスライドする機構を搭載するので、その心配が無いというのが個人的には嬉しかった。

ぺんてる アイン芯 シュタイン 0.5mm 2B

https://www.amazon.co.jp/dp/B07B9YTLTP/ref=twister_B07CPYVQF2?_encoding=UTF8&th=1

いやー、シャーペンの芯って驚くほどバリエーション豊かなんですね。4Hや4Bなんて極端な硬度があったかと思えば、太さも0.2〜0.9mmまで細かに用意されていて……
シャー芯といえば100円ショップでしか買ったことのない私にとっては驚きばかりです。
ブランドごとにシャー芯の違いが分かるぐらい絵を極めたいものですね。

三菱 ユニカラー 0.5mm 7色セット

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B077JWFF76/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

アタリの線、ラフの線を書き入れるために購入。7本+消しゴムのセットで700円台とリーズナブルな価格設定が嬉しい。
使ってみての感想としては芯が柔らかすぎて、消耗が早く折れやすいというのが気になった。筆圧の弱い私でも油断すると芯折れを起こしてしまうので、筆圧コントロールが上手くできない子供などに与えた日には一瞬で芯を折り尽くしてしまう気がする。
謳い文句にある消しゴムで消せるという点に関しては、強めに擦ればほぼ消し切ることができる。普通の黒シャー芯と同等レベルに消そうとすると1.5倍くらいの労力を消費する気がする。
シャーペン本体は非常に簡素な作りで、筆圧を上げると芯が引っ込んでしまう場面が何度かあった。ただこれは同時に利点でもあって、鉛筆並の細身のボディーで質量も軽いので、軽いタッチで軽快にペンを動かすことができる。
芯の摩耗が早い割に、替え芯が高価なのが気になるところではある。
……が、実はユニカラーの替え芯はダイソーでも扱いがある。7色ではなく5色のミックスではあるが110円というリーズナブルな価格で入手できる。最近のダイソーは大手文具メーカーの製品を扱っているので侮れない。


買い揃えた画材はまだまだあるのだが、一気に紹介しても疲れるので続きはまたの機会に紹介したいと思う。

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