第202話「理解する」
この記事は、大貫智也のサラリーマン時代の話であり、ここからは、ただの従業員から店長になっていく過程、そして、店長になってからのことについて書いていきます。
コンビニの契約は、10年である。
各チェーンによって、期間は異なる。
この10年間を、積み重ねていくのは
非常に根気のいることである。
また、10年経ったら
契約を更新し、さらに10年が追加される。
何の商売も仕事も楽なものはないと
思うが、
24時間365日を
ずっと運営、経営していくことは
並大抵なことじゃない。
加盟店のオーナーたちは
自分で、その道を選んでいるので
相当な覚悟である。
しかし、いいか悪いかと言うことではなく、
僕らは、サラリーマンである。
土日は休みだし、
毎月必ずお給料は、決まった日に振り込まれる。
この心のギャップというは、
理解しようと思っても
簡単に理解することは出来ないかもしれない。
自分は、親が自営業だったので
他の人よりは少し理解することができた。
この少しが、加盟店との関係性の中で
結構大きかった気がする。
理解するって、
結果、信頼につながる。
続