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人生を変えてくれた人から学んだこと「第64話:永続するために」

目を通していただき、ありがとうございます。
こちらでは、大貫智也の人生を変えてくれた人「大久保寛司さん」から学んだことを発信していきます。

現在は、「伊那食品工業」さんについて書いています。

読んでいただいた方にとって、生きていく上で少しでも役立てればと思っています。参考になりましたら、「いいね!」をもらえるとモチベーションになります。

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人はいたずらに年をいたずらに年を取っているのではありません。
年齢とともに体験を積んでいます。

いざというときに、判断力や知恵を発揮できるかどうかは、机上のテストだけでは判断できません。

年功序列を前提にした人事をつづけていてはじめて、期待できるものだと思います。

長いあいだ苦労してきてくれた社員に対しては、家族として敬わなければなりません。

いまの立場、役職、待遇は「勲章」という意味もある、という判断を、私は尊重してきました。

若い社員はやがて結婚して子どもを育てます。
教育費がかかり、住宅ローンも始まります。

世間並みに幸せに暮らし、つぎの世代を生み育む家庭を営むうえで、年齢とともに賃金が上がってい年功序列型は、大変な安心感をもたらしてくれます。

ですから、年功序列型の会社が増えることは、長期的な視点で見れば、日本を末広がりの社会として健全に永続させていくために、欠かせないものだと考えます。


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