第119話「承認欲求=不自由」
この記事は、大貫智也のサラリーマン時代の話であり、影響を受けた本の内容から考えるシリーズである。
前回の話はこちら↓↓
https://note.com/nukki_0228/n/n0796f4681cb2
第1話はこちら↓↓
https://note.com/nukki_0228/n/n53efcebbdc9d
・誰の課題なのか?
・自分を変えることができるのは自分
哲人
「他者の期待を満たすように生きることは、
楽なものでしょう。
自分の人生を他人任せにしているのですから。
しかし、
自分の道を自分で決めようとすれば、
当然迷いが出てきます。
『いかに生きるべきか』という壁に直面しますから。
青年
「わたしが他者からの承認を
求めているのはそこですよ。
他者の目は、わたしにとっての
道しるべなのです。」
哲人
「他者からの承認を選ぶのか、
それとも承認なき自由の道を選ぶのか。
あなたは承認欲求という言葉を
使っていますが
要するに誰からも嫌われたくないのでしょう。」
青年
「わざわざ嫌われたいと願う人間など、どこにいますか!」
哲人
「誰からも嫌われないためには、
どうすればいいのか?
答えはひとつしかありません。
常に他者の顔色を窺いながら
あらゆる他者に忠誠を誓うことです。
しかしこれは、
できないことをできると約束したり、
取れない責任まで引き受けたりしてしまうことになります。
無論、その嘘はすぐ発覚してしますでしょう。
しっかり理解してください。
他者の期待を満たすように生きること、
そして自分の人生を他人任せにすること。
これは自分に嘘をつき、
周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方なのです。」
青年
「じゃあ、自己中心的に、好き勝手生きろと?」
哲人
「課題を分離することは、
自己中心的になることではありません。
むしろ、他者の課題に介入することこそ、
自己中心的な発想なのです。
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働き方にもこの話が言える。
結局、人から言われたことを
右から左にこなしていくだけだと
他人と同じか、それ以下の成果しかでない。
最初は、言われたことをどれだけ
素直に真似できるか。
そして、コツを掴んできたら
そこに自分の色を出していけばいい。
あなたは、素直ですか?
続