第109話「人生のタスク」

この記事は、大貫智也のサラリーマン時代の話であり、影響を受けた本の内容から考えるシリーズである。

前回の話はこちら↓↓

https://note.com/nukki_0228/n/nfcf67874d86c

第1話はこちら↓↓

https://note.com/nukki_0228/n/n53efcebbdc9d



・隠し持つ目的を考える

・権力争いから降りる


青年

「わかりました。


ただ、


あの『すべての悩みは


対人関係の悩みである』という言葉です。


どうしてアドラーがそれほどまでに


言い切っているのか、という点です。


哲人

「前回、


あなたに足りないのは、


幸せになる勇気だ、と話したのは


覚えていますか?」


青年

「忘れようにも忘れられませんよ。」


哲人

「それで、


どうしてあなたが他者を『敵』だとみなし


『仲間』だと思えないのか。


それは、


勇気をくじかれたあなたが


『人生のタスク』から逃げているせいですよ。」


青年

「人生のタスク?」


哲人

「そう。


ここは大切なところです。


アドラー心理学では、


人間の行動面と心理面のあり方について


かなりはっきりとした目標を掲げています。」


青年

「ほう。


どういった目標でしょうか。」


哲人

「まず、


行動面の目標は『自立すること』と


『社会と調和して暮らせること』の2つ。


そしてこの行動を支える心理面の目標が


『わたしには能力がある』という意識、


それから『人々はわたしの仲間である』という意識です。」


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仕事でもうまく行く人は


結局、自立している人。


わからないことを聞くのは


いいけど、


その状態がずっと続いてると


一生成長しない。


自ら感じ、気づいて


考えて、行動する。


これをやれる人間になれるかどうか。



あなたは、どんなタイプ?




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