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第111話「交友のタスク」

この記事は、大貫智也のサラリーマン時代の話であり、影響を受けた本の内容から考えるシリーズである。

前回の話はこちら↓↓

https://note.com/nukki_0228/n/nb10331e4a2e7

第1話はこちら↓↓

https://note.com/nukki_0228/n/n53efcebbdc9d


・人生には3つのタスクがある

・①仕事のタスク


哲人

「これは仕事を離れた、


もっと広い意味での友人関係です。


仕事のような強制力が働かないだけに、


踏み出すのも深めるのもむずかしい関係になります。」


青年

「学校や職場のような『場」があれば


まだ関係も築けるんです。


ところが


そこから個人的な友人関係にまで


踏み出すこと、


あるいは学校や職場とは


別の場所で友人を見つけること。


これはきわめてむずかしい。」


哲人

「あなたには親友と呼べるような存在がいますか?」


青年

「友人はいます。


でも親友と呼べるかというと・・・」


哲人

「わたしもかつてはそうでした。


高校時代のわたしは


友人をつくろうとせず、


ひたすら本で学んでいました。


心配に思った母は


担当の教師に相談にいきました。


すると教師は


『心配はいりません。


彼は友人を必要としない人間なのです。』


といってくれたそうです。


この言葉には、


母もわたしも大いに勇気づけられました。」


青年

「友達を必要としない人間。。。


では、先生は高校時代、


ひとりの友人もいなかったのですか?」


哲人

「いえ、ひとりだけ友人がいました。


友達が多いほどいいと思っている人は


大勢いますが、はたしてそうでしょうか。


友達や知り合いの数には、


なんの価値もありません。


これは愛のタスクともつながる話ですが、


考えるべきは関係と距離と深さなのです。」


青年

「わたしにも、これから


親友をつくることができますか?」


哲人

「もちろんです。


あなたが変われば、周囲も変わります。


変わらざるをえなくなります。


アドラー心理学とは、


他者を変えるための心理学ではなく、


自分が変わるための心理学です。」


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人間関係に悩んでいる人が多い。


しかし、それは自分でその状況を作っている。


常に

『自分に指を向ける』


これを意識してやり続けると


自分が本当に楽になります。


あなたは、誰に指を向けますか?







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