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第146話「一般的な人生は意味はない」

この記事は、大貫智也のサラリーマン時代の話であり、影響を受けた本の内容から考えるシリーズである。

前回の話はこちら↓↓

https://note.com/nukki_0228/n/n2221a36e8f6a

第1話はこちら↓↓

https://note.com/nukki_0228/n/n53efcebbdc9d


・いま、ここを真剣に生きる

・深刻でなく、真剣に


哲人

「過去も未来も存在しないのですから、


いまの話をしましょう。


決めるのは、昨日でも明日でもありません。


いま、ここです。


もはや、議論は水辺に達しているでしょう。


水を呑むかどうは、


あなたの決心次第です。」


青年

「ああ、


アドラー心理学、そして


先生の哲学は、たしかに


わたしを変えようとしているのかも


しれません。


わたしは、『変わらない』という決心をやめ、


新しい生き方を、


新しいライフスタイルを選ぼうと


しているかもしれません。


でも、でも、


最後にもうひとつだけ


聞かせてください。」


哲人

「なんでしょう。」


青年

「人生が連続する刹那であったとき、


人生が、いま、ここにしか存在しなかった


としたとき、いったい


人生の意味とはなんなのでしょうか?


わたしはなんのために生まれ、


この苦難に満ちた生を耐え抜き、


死を迎えるというのでしょうか?


その理由が、わたしには


わからないのです。」


哲人

「人生の意味とはなにか?


人はなんのために生きているのか?


ある人からこの質問を向けられたとき、


アドラーの答えは


『一般的な人生の意味はない』


というものでした。


そして、


こう語ったあと、


こう続けています。


『人生の意味は、


あなたが自分自身に与えるものだ』と。」


青年

「自分自身に与える?どういう意味です?


では、教えてください!


わたしはどうすれば、


無意味な人生にしかるべき意味を与えられるのでしょう?


わたしにはまだ、その自信がないのです!」


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なんのために生きているか?


そんなことは、わかりません。笑


だって、人によって違うから。


誰かが、あなたに意味を与えてくれる人はいない。


結局、答えは自分の中にしかない。




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