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建築系以外の業界で働いて1年経ちました

結論:割と余裕でした。

こんにちは。夜だけど。
かなり長い間noteを書いていませんでしたが、昔書いた記事が時々売れたりするのやこの前飲みに行った知り合いに「書きなはれ」と言われたりの色々が重なって久しぶりに書いてみることにしました。

あんまり内容があるかどうかはわからないですが笑

最後に書いたときからどれくらい時間が経ったんですかね?一年以上は軽く空いている気がします。その間何もしていなかったわけではなく、ちゃんと毎日食って寝て酸素を吸って二酸化炭素を吐いて二足歩行をして日本語を話して幸せに過ごしていました。後は大学院を卒業して社会人になってしまったので働いていたりもしました。

というわけで、社会人になってみてどうだったのか、みたいな話を書こうと思います。実は今、裏で友達に1時間で記事を書くチャレンジをしかけている&たぶん毎回しっかり書くと今度書くのが嫌になるのでまあほどほどに・・・

今何してんねん

簡単に改めて自己紹介をすると自分は建築系大学→大学院を卒業して、ITエンタメ系の会社に就職しました。(ちなみに建築が嫌になったとか、学科で全く成績が出なかったわけではないですよ。たぶんそこそこの数コンペ取りましたし、座学もそこそこ成績良かったと思います。)

ちなみに「なんでそれなら建築系で就職しなかったの?」と2000万回くらい聞かれるんですが、「別にその時したいと思わなかったから」というのが理由ですかね。ここら辺はまた今度機会があれば(あるんですかね)別の記事にまとめたいなーと思います。で、次聞かれたらURLだけ送れば済むので非常に楽ができそうです。

「大学で行った学部に関連した業種に就職しなきゃ!」みたいな発想がないんですよね。本当に。(自分の親とかも調理師免許取って今は車売っているので・・)

というわけでITエンタメ系の企業で働いています。
職種は総合職?なので(エンジニアではないです。コードは書けないです。)総合的に色々なことをやります。色々やっているので人に説明するのが非常に面倒なのですが、営業をしたり、企画を考えたり、PR方法を考えたり、記事を書いたり、経理の端くれみたいなことをやったり、契約書のたたきを作ったり、らじばんだり、プロジェクトの進行を調整したりしています。

1年働いた結果

おおよそ働く前に想定していた通りに来ていると思います。
思い描いていた最低と最高を1~10とすると、8くらいは実現できているんじゃないですかね。(あくまで会社員として働くうえで想像できるレベルの中での最高と最低です。)

時間

フルリモートで働いているのでまず通勤時間がないです。ひきこもりです。
その分人よりも可処分寿命が増えています。あとは普通に仕事が建築系ほど遅くまでやらないので(ここもある程度コントロールできますし、遅くまで働く文化がそもそもないです。)周りよりは自由な時間が多いと思います。現に今も記事かいてますしね。

お金

これも想定通りというか・・・笑
就職のときに聞いていた通りの条件だったので想定通りですかね。周りの建築系で残業代をばりばり稼いでいる人よりは少ないと思いますが、一般的な新卒よりは少し多いくらいだと思います。単価高く稼ぐのが理想だと思いますが難しいですね。(仮の話ですが月給20万円で残業0 or 月給40万円で残業たくさんであれば後者を選ぶ人はいるのかと)

配属

今やっていることとしてはブロックチェーンとか暗号資産とかWeb3あたりのことをやっています。新しいもの好きなので、ほとんど知らずに入ったけどおもしろいかな。(お年寄りが聞いたら詐欺とかだと思われるんですかね)
他にも全然違ったチームもありますが、希望通りのところに行けてよかったね。という感じです(運良く狙っていけた感もありますが)

成績

悪くないんじゃないですかね。これも最高と最低の良い方よりかと。
表彰みたいなので賞何個か貰ったり、給料上がったりしたので。コンペの時から継続して、年に1個は賞を取るというのをどこまで継続できるか楽しみです。

ちょっとした後悔?

今の仕事ではがっつりものを作る、という立場にはいない&物理的な質量を持ったモノをつくることがないのでそれはちょっとなごり惜しいかな。普通に建築は好きなので。(業界が嫌い)
後は学科で培ったスキルを直接活かせるのはやっぱり建築業界なのかな?とも思いますがどうなんでしょうかね。知らんけど。

建築学科は教育コンテンツとして優れている?

建築学科生の就職ルートとしては、僕みたいなイレギュラーでは無い限り多くの人が建築業界に就職していくと思います。で、同じような能力を持った人が同じ組織に在籍することになるので、建築学科生の特徴的なスキル?みたいなものを感じることが少ないんじゃないでしょうか。

自分は逆に周りに建築ガチ勢みたいな人はもちろん、建築学科卒の人すらほっとんどいないので他の学科卒の人と話して色々と見えてくることが多いです。で、その中で思うのが「建築学科って教育コンテンツとして優れているんじゃね?」ということ。

考えてみると設計課題で行う工程で色々なことをやっていますね。

  • 与条件を整理する(敷地や家族構成など)

  • コンセプトを考える

  • コンセプトを形にする(デザイン/設計)

  • 使い手の心理を考えて詳細を詰める

  • CGやグラフィックを作る

  • 考えた成果物を規定の用紙にプレゼンボードとしてまとめる

  • 規定内であればどんな手段であってもいいからプレゼンとしてまとめる

  • 模型を作る(実際にリアルなものをゼロから作ってみる)

  • プレゼンで話して人に伝える

  • 質疑応答で相手の意図をくみ取り納得させる(or 狙った方向に着地させる)

  • (賛否両論ある&自分もやっているので悪くは言えないけど)後輩に指示を出して作業を依頼する

  • コンペで狙って賞を取り、賞金を稼ぎうまい飯を食う

などなど何かをゼロから生み出してリリースするところまでを1人でこなしている×複数個の課題でやっているのって珍しいと思います。

あと、これらって働くうえでどこかしら「あ、建築に置き換えるとこの感覚だなー」となることが多いです。実際の建築設計で働くとたいてい(大きな企業になればなるほど)この中の一部に部分最適化して働くことが多くなると思いますが、学科のカリキュラムのうえでは全体的に学べますからね

まあ、やりきることに精一杯で考える余裕無く「終わらせる」ではなく「時間が来たから終わった」になっていると身につくの難しいかもですが・・

一つ一つを深掘りして仕事につなげて話すこともできますが、それを文字で書くのは非常に面倒なのでとりあえず今日はこんな感じの雑記で。

とりあえず、建築業界で院まで行ったけどそれ以外の業界で使い物にならんかったわ!!みたいなことはまずないと思う(ちゃんとやってた人なら)ので今後似たような進路を取ろうとする人は安心すると良いと思います。

知らんけど。



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