コミュニケーションにおいて大事な心構え
■想いを伝えるための5つの基礎
①自分のメディア力を上げる
②相手にとっての意味を考える
③自分が一番言いたいことをはっきりさせる
④意見の理由を説明する
⑤自分の根っこの思いに嘘をつかない
通じ合えない痛み
不満があるのに上司に対して率直な意見が言えない場面があった。
仕事上、内心はらわたがにえくり帰っているのにもかかわらず表向きは相手を煽ててなんとか取り繕う。
だがそんなことをやってもそのあとに「俺は何をやってるんだろう」とガックリ落ち込むことがある。
私の場合のコミュニケーションのゴールは「自分の想いで相手と通じあう」ことだった。
「この人相手だと自分の想いを伝えても意味がない」「嘘も方便だ。自分を偽ってでも結果を出すんだ」という考えで関わると「愚かしさ」だけが残る。
相手を取り繕うだけの「嘘」で操作できると思った時点で相手の内面に対し踏み込もうとする回路を自ら断ってしまっているため、そんなことを繰り返していては仕事にやる気は出なくなるし、生きるエネルギーもなくなってしまう。
内面で関われない時人は傷つく。
自分をわかってもらえない時も、自分が人の内面をわかろうとしないときも、心は同じようにすさみ傷ついている。
相手に対してうまくこちらの気持ちが伝わらない時、諦めるんではなくて体と言葉の表現の組み合わせで、いくと織物意思表示ができたはずだ。
傷ついても自分としてそこにいて、自分の表現を工夫し続けることはできる。
何のために人間関係に苦しんだり傷ついたりしてきたのだろう。
傷ついたり傷つけたり、ときには喧嘩をしながらも人と話し合うのだろう。
内面で通じ合うことを諦めたら、その全てが虚しいし諦める必要なんかないし、相手もそれを待っている。
内面のない石のように扱われて喜ぶ人間など一人もいない。
「伝わらない」と傷つくとき、必要なのは妥協なんかではない。
必要なのはちょっとした技術だ。
(※あなたの話はなぜ「通じない」のか/山田ズーニー著 参照)
◎今日の呟き
すごく耳が痛いです。
私は一応高校の頃や自衛官だった頃の友達や知り合いはいますが、30歳を超えたくらいから増えなくなりました。
理由は、自ら人との関わりを避けるようになったからです。
いろいろありますが私は容姿が若く見られるせいか上から目線で人に話しかけられることが多いこと。(見下されるのが嫌い)
年下からそのように積極的にコミュニケーションをとられることも多々ありましたし、20代の頃まだ積極性があった頃には宗教の勧誘やマルチ商法の勧誘に流されることが多かったからです。(一応全て断りました)
全て東京に出てきてからの話なんですが、そのような状況に陥ったときに正直いってどう返すのが正解なのかわからなかったからというのが正直なところです。
本書冒頭には「表面を嘘でおおって相手と相対するのは虚しい」とありました。
私の中ではそれが標準装備であるし、別に何とも思っておらず
「まあ、そんなもんだろう」くらいに思っていましたが…
感覚的には社交辞令も「嘘」に含まれると思うんですけど……何が正解なんでしょうね。読み進めていくうちにどういう提案があるのか楽しみです。
ニュースでやってましたが「中高年の孤独化」が、お一人様での自殺につながってるようなことも放送されていました。
私はその点は非常にサバサバしていて「どんだけ友人知人がいても、即死したらお別れ言う間もなく目の前真っ暗になるだけ」だと思っているので、必死にさほど好きでもない人と「孤独を避けるために」友好関係を保つよりは孤独を楽しめる趣味を持った方が健康的だと思ったりしてます。
あくまで「今の自分の考えとしては」こんな感じですが
皆さんはいかがでしょうか?