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偉人に学ぶ自らを高める方法(final)



場所を選ばず読書する

ナポレオン・ボナパルトはヨーロッパのほとんどを少数兵力にて手中に収めた人物。
彼は少ない兵力で戦略を生かし、相手を圧倒した。
そんな彼は時間も場所も選ばず常に読書をする人間だった。
話にはエジプトへ4週間の遠征に行ったとき、馬車へ1000冊もの本を積んで遠征に向かったという。
だとすれば彼の人生が読書によって作られたことは間違い無いだろう。
他、偉業を挙げるとすれば「ナポレオン法典」を作り上げたことだろう。
これは今日の民主主義における法律の基礎となった面もある。
読書が天才を生み、天才が歴史を変えることは歴史が証明している。


調子を維持するためには何でもする

クリスマスソングなどで有名なマライア・キャリーは1990年から2000年にかけて活躍した女性アーティストである。
彼女の曲は合計18曲が全米オリコンシングルチャート1位を獲得している。この記録は今でも破られていない。
プロというのはすべからく自己管理を怠らないものだが、彼女の自己管理の徹底ぶりが窺える話がある。
彼女はコンサートの前には寝室に20個もの加湿器を用意して、時には1日の半分を睡眠に当てることも多いのだとか。
加湿器20個となると費用も維持スペースの関係もあるため、万人が真似できることではないが、「できる限りの徹底した自己管理をする」姿勢は、一般人見習うべきところがあるだろう。


自分の日常を録画する

ヒース・レジャーは、「ダークナイト」「ブロークバック・マウンテン」などの代表作で知られる映画俳優。
天才的な演技でアカデミー賞助演男優賞を受賞したこともある人物だ。
彼は自分の日常をハンディカメラで撮影する習慣を持っている。
考えなくともわかることだが、第3者の視点で自分自身の姿を見ることは滅多にない。
確認するには自分で撮影する以外には方法は存在しない。
そこで彼は、カメラに自分がどう写るのか確認しながら演技の練習をしていたのだ。
映像を撮ることでのメリットとして行動や姿勢だけでなく、自分の声までも知ることができる。
人目に晒される社会生活を送っているのなら、客観的な視点で自分を見ておく習慣は有用であることはいうまでも無い。


使ったお金を全て記録する

ジョン・ロックフェラーは、アメリカの石油市場を独占して莫大な財産を蓄え、世界有数の財閥の礎を築いた人物。
1937年時点での財産は、今の価値にしてビル・ゲイツのざっと3倍におよぶ。
彼は母親からわずかなお小遣いをもらった時から、習慣として、毎日寝る前に自分の消費の全てを帳簿に記録しているのだそうだ。
大富豪でなくても、経済活動は私たちの生活に欠かせないことの一つだ。
お金の使い道を記録しておくことで、自分という人間が生きる上で何を重視しているのかまでわかってくる。
いうまでもなく、意識して消費することになるため、自然に節約にもつながるのだから、合わせて自分という人間を理解したいのならば、消費を観察することから初めてみるのはいかがだろうか。


記憶は結びつけて定着させる

エラン・カッツはイスラエル出身の著述家である。
彼は500個の数字を一度聞いただけで全て記憶できるなど、その分野で世界記録を持っている。
その場で聴衆に数字や単語を好きなだけ言わせて、それを正確に思い出してすらすらとホワイトボードに書いて見せることもできる。
彼は数字を記憶するときに、数字を文字に変えて記憶する「ギマトリア」という手法を使う。
例えば47=侍(赤穂47七士から)59=孫悟空(その発音から)と覚えれば4759という文字列からは、サムライの集団が孫悟空を追いかける場面を連想して覚えるのだ。
彼曰く、重要なのは「記憶しようとする意思」だという。
最近はネットで検索をすれば何でも情報を手に入れやすくなったが、それらの情報を知ったからといって、いつでも応用できるわけではない。
咄嗟に利用するためにはいつでも出せるように情報そのものを記憶する必要があるのだから、必要のあるものは記憶しておいた方が良いに越したことはないのだ。


本日はここまで

◎今日の呟き
また読書の重要性を物語るエピソードが出てきましたね。
もう十分なくらいに前回までのnoteにあげましたので割愛します。

加湿器20個には驚きました。日本のアーティストだって10個くらいまではあるかもしれませんが20個って…逆に湿度高まりすぎてカビとか繁殖しそうですけどね笑。そういえば思い出したんですが、アーティストのGacktは「もう加湿器何個も置くのめんどくさいから、家の中に滝をつくりました」って言ってたので、プロのアーティスト界隈では加湿器20個はそんなに特別な話では無いのかもしれませんね笑

自分を録画することに関してもこれまでのnoteに第3者の視点で自分を見る利点についてのライフハックで語りましたので割愛します。

使ったお金を記録することに関しては、やはりそうなのかといった感じですね。
お金持ちって豪快にお金を使ってるイメージありますが、購入してる物自体を知ると本人厳選に厳選を重ねて選んだものって感じをうけます。
あくまで「最上の物を身辺に置いておきたい。ただそうなるとどうしても高い買い物になる」というだけで。
そもそもお金にケチくさい人(良い意味で言えば倹約家)でないと、お金は浪費されてくばかりですし、たまることもありません。
私は、引かれてくお金の方が大きいのに「何でお金たまらないの?」と言ってる人を見ると「僕は足し算と引き算ができません」と言ってるようにしか聞こえません。単純な話です。
だけど、皆めんどくさいから家計簿なんてつけない。お金を管理するだけの時間の余裕がないのなら、現状手一杯の日常の行動を整理するところから始めることをおすすめします。(ミニマリストなんか良いですよ!笑)

記憶に関しては、諸説ありますが教えてもらったことをそのままノートなどに綴るのはベストな方法はではありません。
先生が黒板に書いたことを、綺麗にノートにまとめているのに成績が悪い人が学生時代にいたんですが、「綺麗に整えること」だけに集中して中身を理解しようとしてない典型例ですね。
別の本で読んだ知識ですが、何か物事を記憶に定着させるには、自分のフィルターを通して受け取りやすい形やニュアンスに変えて、アウトプットすることで覚えやすくなります。
今回のギマトリアと詰まるところは同じでしょう。
私の場合は、覚えにくい専門用語や全く興味がないけど、覚えなくてはならないことがある場合、その言葉から連想されるイメージを勝手に作って絵に描いて覚えます。
絵にすると時間はかかりますが、案外記憶に定着するものです。
ただ何でも覚えられるかと言われたら限界があるからこそ、平凡なサラリーマンをやってる訳ですが笑。
とてもじゃ無いけど、500個のランダムな数字を一度に覚えるなんて…そんなことできたら完全に人生イージーモードでしょうね。

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