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パートナーとの上手な関係の作り方について⑥

「夫婦、カップルの為のアサーション」野末武義著 参照
※前回の続きで「■親密さへの恐怖」について

・優しさに対する恐怖

相手を攻撃し、戦ってこれまでの人生や人間関係を乗り越えてきた人は、言い争い(口喧嘩)がないと落ち着かない。
このタイプの人は普段周りから夫婦仲を心配されるほど常に喧嘩が絶えず、仲が悪そうにみえるのに、ふとパートナーが亡くなってしまうと、傍から見ればストレスの原因がなくなってプラスの面もあるように思えるのに完全に焦燥し切ってしまう。

厳しい家庭環境で育ってきた人の中には我慢ではなく積極的に自分の意見を言って周りの人と戦って乗り越えてきた人もいる。
こういった人の場合は相手に優しさを見せる事が恥にも思えて、言い争う事でしか関係性を作れなかったりする。


・感情に対する恐怖

「感情を表現したって意味がない」と、理屈的で、論理的な、一見理性的な人に思える人がいる。
こういう人は自分とは反対に、普段から感情を露わにする人を求め付き合いやすい。
(この組み合わせの場合に起こる問題の詳細は後のnoteに記載予定。)

感情を露わに相手と接する事ができない理由は、これも同様に、育ってきた家庭環境が原因のケースが多く、小さい頃、親に感情を伝えてもどうにもならなかったり、周りに訴えても意味がなかった経験を積み重ねてきた場合。
このタイプの人は、パートナーの感情表現に対しても相手の気持ちを汲み取る事ができない(相手の感情的な訴えを許容できない)為、もし自分がそうだと思うのなら、改善策として普段から相手を良く観察することから始める必要がある。


・怒りに対する恐怖

これには2パターンある。
一つ目は、相手から怒りを表現されることを恐れ、パートナーの怒り出す前の行動や言動、口調に怯えるタイプ。
二つ目は「自分の言動でパートナーを傷つけるんではないか」との思いで上手くコミュニケーションが取れなくなるタイプ。
前者は育ってきた中で沢山傷付いてきた人に多く、
後者は育ってきた家庭環境内で夫婦喧嘩は一切無いが、お互いの葛藤を避けるような環境で過ごしてきた人の場合。

お互いを罵り合うような言い争いは良くないが、怒りを適切に表現する必要はある。


本日はここまで


◎今日の呟き
仲良く暮らしていた時、元妻は「今まで夫婦喧嘩みたことない」と言ってた為、普段から仲が良いのか聞くと「パパはいつもテニスでいない」と言っていました。結婚の挨拶に行ったとき、今思えば相手の両親はお互いによそよそしく、今となっては父親が雑に扱われていたように思えます。
離婚のときも、元妻の母親と父親は連携が取れてないようで母親と父親でこれまでの元妻とのやり取りの理解の相違がありました。
普段から言い争いや、建設的な意見の交換をせず、お互いに葛藤をさけてきたからでしょうか…離婚を決める時は相手方の母親も、元妻も連絡をよこさなくなり(おそらく争う方法を知らないのでしょう)、相手の父親とカフェにて二言、三言で事務的に終わりました。その時、まるで離婚が理想だったかのように「養育費は多ければ多いほどいいから頑張ってね」と。子供と一緒に住めないこちらの気持ちはそっちのけで20分ほどの時間、業務報告のように終わりました。
まあ、離婚問題についての対応を通して相手側が「変わった家族」だということが分かったので(因みに全員AB型でした)、むしろ傷が浅くすんでよかったのですが、(ちなみにこの時実家に戻っただけの元妻の生活費も含めた、養育費を毎月支払っていました。)
離婚せず妻の生活費も含めた金額を継続的に支払ってもらった方が得だと思ったのか、話はついたのに離婚届は一向に届きません。
いつ離婚になるのか父親に電話で問うと「慰謝料とかあるでしょ?」と言われ、何に対しての慰謝料なのか問い詰めると「電話では言えない」と逃げられ、それから電話をしてもメールをしても返事がなくなった為こちらから調停を開き速やかに離婚しました。

要するに大失敗でした。ですがそれがあってこの本を見る機会にも恵まれましたし、相手をしる良いきっかけになりました。

この本のおかげでいろんな違和感がつながりました。
まだまだこの本ついてのnoteは続きます。

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