ストレスに打ち勝つ方法②
自己暗示の呪文をいう
プロボディビル界の最高峰といわれる「ミスター・オリンピア」にて8回連続優勝の記録を持つロニー・コールマンは、自分の限界を乗り越える為、とんでもない負荷がかかるトレーニング中に「Light weght!(こんなの軽い!)」と叫ぶという。
これは一種の自己暗示のでしかないが、普段仕事をしていて「大変だなぁ」と思いながら取り組むのと「こんなの簡単だ」との思い出取り組むのでは進捗度が変わってくるのは明白だ。
頭の中のビデオテープを再生する
あの有名な競泳オリンピック選手のマイケル・フェルプスは、トレーニングにおいてビデオテープを再生するように、繰り返し完璧にレースを想像するという習慣をもっている。
レースのスタートからゴールまでの完璧な流れを秒単位で想像する。
2008年の北京五輪男子200mバタフライにて、協議中にゴーグルに水が入ってきたが「ゴーグルに水が入ってきた場合」のことまでも予測していたフェルプスは、前は見えなかったものの動じることなくそのままゴールし、顔を見上げた際、掲示板にはWR(ワールドレコード)と記されていたという。
例えば、慣れないスピーチを翌日に控えているのなら事前に成功するイメージを準備したり、あえて質問されそうなことを用意しそれに対するパーフェクトな回答をしている自分を想像するのが良いだろう。
短い詩を書いて心を整える
「物理学の3分の1はニュートンが、3分の1はアインシュタインが、残りの3分の1はマクスウェルが作った」という言葉がある。
そのうちの一人であるジェームズ・クラーク・マクスウェルがどれだけ偉大な人物かと言えば「48歳で亡くなっていなければ相対性理論の発見者は違っていたかもしれない」と表する人もいるほどだ。
マクスウェルは詩の簡素なところが好きで、よく詩を書いていたという。
詩を作るには伝えたいことを「シンプル」にまとめることでありシンプルさを追求することは天才たちの習慣の共通点でもある。
さらに詩を作る行為は精神衛生を改善する効果もあるというのだから、時間があるのなら人生で悟ったり学んだ理したことを、詩のような短い文章にまとめるのは有効といえる。
本日はここまで
◎今日の呟き
オリンピックで北島康介選手を応援していた私としてはマイケル・フェルプスは印象が強く残っています。
TVでも確か実況の方がライバルだとか述べていたような…。
イケメンでメダルもいくつもとるような「人間離れしている」イメージが大きいですね。
ただ、一般人がフェルプス選手のように「秒単位・一挙手一投足までイメージ」「あらゆるアクシデントも想定したイメージ」をしろと言われてもなかなか難しいのではないかと思います。
そもそもそこまでイメージできるだけの賢さを持っているのが天才たる所以ですよね。
もし一般人が真似できるとするなら、起こり得るアクシデントに対してのあらゆる備えを考えつくだけ考えることで、用意した分だけの安心感は得られるので、堂々と話すイメージをもてれば尚良いと思いますが、備えることの大切さだけでも十分教訓になりますね。