チーム(会社)を作る上で大事だと思ったこと
私は特段、人を指導する立場でありたいとか
会社を立ち上げて社長として働きたいなどとは今のところ思っていないが
小学生の頃、バレー部に所属し
レギュラーで全国大会まで行ったのに
中学1年の夏、ちょっとした病から一定期間練習に参加できなかっただけで
部の方針が理由で補欠として扱われ
3年間腐っていた経験のある私が見て
以下の記事を見て感動したのと、
これから会社やチーム作りを考えてる方にとっては
理想の「チーム」を作る上でのヒントになるのではないかと思ったのでまとめさせていただいた
スパイシーな手羽先を売りに展開されてる「世界の山ちゃん」の
現代表取締役社長の山本久美さん(元社長の奥様)は中学時代にバスケットボールをされていて全国優勝の経験者であり
しかも1、2、3年時と3連覇を成し遂げてるとのこと
その後、学校の教師としてクラブのバスケットボールチームの指導者の任についていたときのお話(ちなみに指導者としても担当したチームを全国優勝に導かれてる方だ)から抜粋して
強いチームを作る上で大事だと思ったことを以下の通りまとめてみた
① それぞれ人には役割があるということをメンバー全員に自覚させる。
② 雑用をする人も必要、人の陰になって働くことになる人もいるということを、雑用をやらない人にも理解させる。
③ それぞれの人間が自分の役割をきちんとこなす。
④ 指導者(社長/チームリーダー)はメンバーの配置が適材適所なのか徹底して考える。
⑤ チームの中心メンバーは支えてくれる他のメンバーや周りの人に対して、ほめたり感謝を伝える。感謝の気持ちを持ってもらう。
⑥ 本当に必要な時以外は、いくらチームの中心メンバーだとしても自分のことは自分でやる。むしろ普段は他のメンバーを支える力としても働く。
⑦ バスなどの移動の際には、日頃雑用などを引き受けてくれてるメンバーを優先して席に座らせる
バスケットのレギュラーを、責任はあるが楽しいし、最前線で方向性を決められる立場であり、功績を挙げた際の報酬を多く得られる人間と考えると
会社でいうところの専務であったり部長や課長、小規模なチームで動く会社ならチームリーダーといったところになるだろうか
ホリエモンこと、堀江貴文さんも「社長室なんてない」と言い、元ZOZOの社長の前澤さんも「必要ない」と公言していた。
うまく軌道に乗ってるベンチャー企業の社長などTVで特集されることも多いがうまく行ってる会社ほど平社員との垣根がないように見える
(自分に対して特別な席を設けないところが上記に載せた⑦に似通って思える)
当の本人方はそんな自覚もないかもしれないが
もしかしたら妙な垣根を無くすことでも、チーム一丸の状態をを無意識に作り出せているのかもしれない
(※ 一言。「適材適所」や「人それぞれ役割がある」と載せたが、私は必ずしも「一つのことをずっとやらせる」という意味だとは思わない。その時にその人のスキルにあった役割と私は受け取った)
あと、以下の内容も記載されていたが素晴らしいチームを作られたんだなということが文章から伝わってきて、感動したので載せておく
”「全国大会で力の差があって絶対に勝てるチームだと、控えのCチームを出すこともあるけど、こういう時レギュラーが知らん顔しているチームも多い。うちのチームでは、レギュラーが率先しての大応援になっていた。」
「全国大会で優勝した後レギュラー陣が、「優勝よりも、Cチームもまぜ、全員が得点できたことがうれしかった」と言ってくれた。それを聞いたときには「監督をやっていて良かった」と思った。」”
人を育てるとはこういうことなんではないかと思った
社長になられてからも以下のように会社を「チーム」としてまとめ挙げられてるようだ
”「私が継いだとき、東京に不採算店がいくつもあった。東京には“名古屋とは別”という意識があったようで、それで行き来を多くして、毎月、東京に行ってみんなの顔を見て。そのうち業績はよくなった。みんなの意識が“名古屋と関東”でなくて、“エスワイフード全体”に変わった。」”
「チーム一丸」という意識を常にお考えになられてる方のようにお見受けした
責任から、プレッシャーを常に背負っている立場の人間からすると「下の人間に気を回してられない」と多忙を理由に地位にあぐらをかいてしまう人がいてもおかしくない
ただ、それが慢性化してしまうとチームに歪みが生じるんではないだろうか
別のnote記事にも載せたが人間は感情の生き物だ
本人のやる気は何気ない感謝の言葉や応援の言葉で起こったりする
実は私が今の会社で続けてこれたのも入社した当初
きちんと評価してくれて
改善点はもちろん厳しく指摘されたが
必ず労いの言葉をかけてくれる上司(チームリーダー)がいたからだ
これは強く言いたいことだが
問題を指摘するだけが上司の役割ではない
指導する立場にある方は大変な立場におられると思うが
ほんのちょっとした後押しでその部下の未来が開ける可能性があることを
心のどこかに留めておいて欲しい