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パートナーとの上手な関係の作り方について⑦

「夫婦、カップルの為のアサーション」野末武義著 参照
※前回の続き「■親密さへの恐怖」について


・コントロールを失うこと、されることに対する恐怖

一緒に暮らしていく中で、お互いがお互いに関わりたいタイミングが合致する事はそうそうない為、干渉される事に煩わしさを感じる事が出てくる。
お互いがこれを認識し、『夫婦といっても個人は個人』とし割り、上手くいってる方もいるかもしれないが、もしかすると心の奥底で相手に干渉される事で『自分自身を失ってしまう』という恐怖があるかもしれない。
このタイプは育ってきた中での親の過干渉が原因になる。反対に干渉されなかった人からすれば『干渉』『支配』といった捉え方になる。


・拒絶、見捨てられる事に対する恐怖

誰しもパートナーと別れたくないが、それが為に見捨てられる恐怖を抱く。
別れる時のショックを最小限にする為、相手と一定の距離を置いたりする。
だがそれだと相手からは『愛情を感じない』となりかねない。これは『石橋を叩いて渡らないタイプ』とも形容できる。
2つ目のタイプは見捨てられないように相手に必死にしがみつく人。必死に愛想よく振る舞ったり、常にパートナーの愛情を確認したり。時には親を追いかけ回す幼児のように振る舞う。
『石橋を叩き過ぎて壊すタイプ』と形容できる。
原因は、それまで生きてきた中で、親や友人関係において何らかの辛い形で別れを経験していたり、自分自身を否定されたと感じる経験をしてきた事。
パートナーとの関係で不安を感じたなら『そんなに不安になる必要はあるのか?』と自分に問うてみる。


親密さへの恐怖の種類についてはここまで。
近しい人やパートナーに対して『〇〇だからこういう経験をしてきてるのかもしれない』と分析したくなるかもしれないが、それが分かった時、そこを矯正しようとするのではなく、相手を理解するきっかけにする。


本日はここまで

◎今日の呟き
僕はイシバシをたたきまくって渡らないタイプの人間です。この本は省いてしまっていい部分が少ない…というよりすべてが大事だと思えるので、ほとんどそのまま載せてます。

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