1年振り返って気付けたこと(前編)
ミニマリズムは大事なもの、事のためにそれ以外を手放すことです。
取り入れることで、すでに大事にしたいもの、したい人が存在するならその対象をもっと大切にできます。
特に大事なものがないという方、ミニマリズムを取り入れる事で前々からやりたかったこと、やってみたかったけど諦めていたことが見えてくるかもしれません。
私は今では、取り組めなかった毎朝のジョギングや英語の勉強、ピアノ、YOUTUBE動画にも(まだ非公開設定で練習段階ですが)挑戦できています。
不要な物、情報を捨てて視覚に入ってくる情報を整理できたことで頭がすっきりし、仕事にも集中できるようになったことで職場での評価もあがりました。
以前の私からは考えられなかったことです。
「私は変われない」「トライしたけどうまくいかなかった」という人もいるかもしれませんが、やり方に問題があるのかもしれません。
私が変われた肯定がこれを見てくださってる方のお役に立てればという思いでnoteに綴ります。
■まず自身が「人間」という種類の地球上に存在する動物だと認識する
動物には生命維持の為の本能があります。
中でも変化を邪魔するのが自己保存の本能(恒常性/ホメオスタシス)。あと直情的な本能を働かせる大脳辺縁系、扁桃体の部分です。
この機能を客観的に理解しないと、変わる為の行動を制御できなかった自分を責めるばかりでやる気をなくし、人生に可能性を見出せなくなります。
自分に自信を無くした後は、挑戦し失敗する痛みを恐れて挑戦しなくなり、「本能」に流されるだけの惰性の人生を生きることになります。
「ミニマリズム」は人生を好転するための一つの方法でしかありません。
世間では「潜在意識と顕在意識」「理性と本能」「交換神経優位と副交感神経」など言い方は様々ですが、どれも似たようなものです。
自分の意志と、原子的本能やホメオスタシスが常に自分の行動を左右してると認識しましょう。
■認識できたことでのメリット
以下の4つに分けて綴っていきます
①ポジティブになれる
②行動を制御しやすくなる
③目標を達成しやすくなる
④自分の力を確認できる
①ポジティブになれる
誰しもが自分は二重人格だなんて思っていないと思います。だから何か問題が起きた、起こしてしまった時「ああ、私はなんてダメなやつなんだ」と自分を責めます。
もしくは自分を守る為に他人に責任転嫁する人もいるでしょう。
これは自分をレベルアップさせる為であればどちらも正しくありません。
問題を解決する為には原因の特定が必要です。
論理的な思考が板についてる人であれば「昨日夜更かししたからだな」「期待されたことで動揺したのが問題かも」など客観視して問題点を予測できます。
そうでない人の場合はミスに対してただただ自分を責めて具体的な改善策を立てず「次からは気を付けよう」だけで終わってしまう場合も多いはずです。
私は後者でした。
自分を責めるだけでは問題解決にはなりません。
前者であれば良いわけでもありません。前者のケースで原因が分かったとしてそれを解決する手立てが思いつかなかったり、分かっていてもできないというある種の「クセ」を持つ人もいます。
それが自己保存の本能(恒常性/ホメオスタシス)です。
具体的な改善策に関しては後程の章でお話しますが、問題なのは問題が起こった時に「本能」が関与してなかったか、自分の脳ではなく身体(5体+内臓)に異常はなかったかと見つめなおすことです。
例えば「お腹の調子が悪かった」「緊張していた」「膝が痛かった」「他に心配事があった」など。
何かしら思い当たる節があるはずです。
人間には欲望があります。性欲、食欲、睡眠欲…
何かしらの欲をむさぼったことで出た悪影響が起因になってるケースが多いです。
何故なら、理性的に自分の行動をすべて支配できているなら完璧な自己管理ができるからです。
「いやいや、俺は自分の意志で行動してる」という方、強がると逆効果です。気張らずすべて本能のせいにしてしまうことで自分を責める必要がなくなり、自己肯定感とポジティブな感情が生まれやすくなります。
※文字数が多くなりすぎたので残りは明日に回します。