![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/24275815/rectangle_large_type_2_c616ad77c59b9f7ab4684a2d6e2b0374.jpg?width=1200)
バターケースに出会いたい
「おうち時間」
ここ最近とてもよく目にする言葉。
なんとなく、わたしは馴染めない言葉。
現実に目を向ければ、2日に1日は在宅勤務で「おうち時間」そのものだし、
と言うか、そもそも以前から、
豆を挽くところからコーヒーを用意し、トースター(アラジン)で焼いた食パンの隣にはフルーツも添え、英語の曲をBGMに朝ごはんをとるような休日を過ごしたいわたしでないか。
「おうち時間」を大切にしたいわたしでないか。
・ ・ ・
トースターで食パンを焼いて、と書いていて、思い出した。
バターケースがほしい。
というのも、先日まで使っていたよつ葉のバターが切れてしまったので、成城石井の大山バターを購入したことに始まる。
よつ葉のバターは楕円のプラスチック製のケースにバターが入っていて、そこからナイフで掬えばよく、それだけで完結できていたのだが、
大山バターは”いわゆる”バターらしいバターで、四角いバターが銀紙で包まれそれが紙箱に入れられているタイプ。すなわち使いたいときは、紙箱からとりだし銀紙をめくって必要分をとり、また銀紙をかぶせて紙箱をなおす必要がある。ちなみに、銀紙はこちらが丁寧にめくっているにも関わらず破れやがる。
いやはや面倒なのだった。
「そんな風になるのは少し考えればわかるじゃないか、よつ葉のバターを買っておけばよかったのに。」
そうじゃない、そうじゃない。従来型(?)のバターが取り扱いにくいことなんてもちろんわかっていたのだ。
そうじゃない。わたしは最近、食パンにハマってしまったのだ。
高級食パンなるものが流行っているけれど、わたしがく買うのは普通の食パン。スーパーで超熟を買うこともあるし、近所のパン屋さんの食パンを買うこともある。
近所のパン屋さんでさえ食パンが数種類あって値段も異なり、そのパン屋さん的には”高級”と”ノーマル”として分けられている。もう、どこからが”高級食パン”でどこからが”普通食パン”なのかはわからない。
そんでまあ、パン側で色々種類があるのならば、パンに塗るバターに色々種類があるのももちろんで。使い勝手だけで言えばよつ葉でいいし、なんならよつ葉は美味しいので申し分はないのだが、やっぱりいろんなものが食べてみたい。
そんな気持ちで先日とあるスーパーのバター売り場をウロウロし、成城石井の大山バターを手に入れたって経緯なのだった。
で、先述の従来型(?)バター取り扱い問題に話を戻すと、わたしは実家ではバターケースが使われていたことを思い出したのだった。
いざ「バターケース」で検索をかけてみる。
プラスチック製、陶器製、ホーロー、ガラス…
ステンレスカッター付き、ワイヤーカッター、切れ込みあり…
1,000円弱~数千円…
Safariアプリをそっと閉じる。
ゴールデンウィークは実家にも帰れないし、バターケース選定をしよう。(本当は明日にでもほしい)(みんなどうやって決めているのだろう)
・ ・ ・
「おうち時間」
ここ最近とてもよく目にする言葉。
なんとなく、わたしは馴染めない言葉。
でも、なんとなく馴染めないのはなんでか、なんとなくわかっている。だけど、それを解剖してしまうのは、なんとなく避ける。
いいなと思ったら応援しよう!
![イコカ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8264602/profile_a4e7e86dd5e590d362504db89ca0cdb7.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)