26歳・女子・ほぼニートの就職活動記~幸せってまっすぐ選ぶだけ ガラガラゴー~ その2
昨日で十月も終わり、早速コーヒーの紙カップからクリスマスの雰囲気を感じている。
十月頭に出席した結婚式はとても良く晴れて夏日になり、屋外での挙式だったから起毛ジャケットを着た知人はお酒が入っていないのに顔を真っ赤にさせていた。
あの日は十月にも”関わらず”暑かったとはいえ、それから数日のうちに日差しの鋭さは和らぎ、暑いは温かいに、涼しいは寒いに。
わたしは夏生まれだけど、このくらいの季節が好きです。
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就職活動期(26歳・女子・ほぼニートの就職活動記~幸せってまっすぐ選ぶだけ ガラガラゴー~)の続きをば。
その1はこちら。
そこで「これまでに起こったこと」として最近のことについても触れ、今回は「この半年間に」と題してもう少し書いてみる。
…つもりだったがその前に「今年のはじめに起こったこと」について抑えておかないと話がつながらないので、そのことについて記したい。
最初に最大の覚悟をする
わたしは社会復帰=ふたたび働き始めることよりも、東京から京都へ引っ越すことを先に決めた。
それは昨年末~年始、休職開始から4ヶ月ほどが経過していた頃。ほぼ直感であった。
「そうだ、京都行こう」ばりの「そうだ、京都引っ越そう」。
もともと京都は大学4年間を過ごした土地でしかないのだが、社会人になってからも泊めてくれる友人はいないのに定期的に遊びに行っていた。
・パン屋さんが多い
・喫茶店・カフェが多い
・都市の要素を持ちつつも少し外れると日常がすぐにある
・自転車で生活ができる
・鴨川がある
列挙してみれば色々ポイントはあるけれど、これらがあるからではなくて、これらを包含して『なんか好き』な場所であって。
自分の気持ちが回復していく中で「どんなわたしでいたいのか」「何を大切にしたいのか」「どんな日常を送りたいのか」「何が要るのか」…こんなキーワードがぐるぐる。
その結果、
「あ、京都でくらしたい。うん、生きたい場所で生きよう。」
最初に、最大の決定をなしたのだった。
逆算の就職活動
京都に引っ越して生活する。
時期も丁度いいので3月末で退職して4月からは新生活をスタートしたい。
では4月以降の仕事はどうしようか。
在籍していた会社は大阪支社を持っていたのだが、わたしは自分の組織がとても好きだったから社内異動にとても抵抗があった。(ちょっと短絡的だったなあといまは思う)
加えて京都には学生時代のつながりがあった。泊めてくれる同年代はいない代わりに、仕事~プライベート多岐にわたって話のできる人たちがいた。
しかも彼らの働き方や仕事というのは、いわゆる大企業でオンオフ切り替える生活が前提でモノ・サービスを提供していくのとは違い、第一に仕事の意義や社会貢献性が据えられていて魅力的だった。
結局。
自分で決めたタイムリミットもあって一般的な求人情報収集はほぼせず一つだけ履歴書は出したが通らなかったので、その仲間のツテで縁のあった週4日・固定給の仕事に就いた。
薄給だったし提示された業務内容は全然クリエイティブではなく面白そうでもなかったけれど、それらが回せるようになっていったら自分で企画を打っていける余白があり・そういうことをすることを求められていた。社会貢献性もダイレクトに感じられる業種だったので実績を積むつもりで就職することを決めた。
加えて、わたしが学生の時に通っていた喫茶店で人が足りなくなりはじめていたから声をかけてもらって、週2日のアルバイトも決まった。
この就職活動(と、並行してやった家探し)はものの1ヶ月半くらいの出来事。
「ものの1ヶ月半くらい」は体感としては2週間程度だった。
毎日オーバーヒート状態だったけれど、京都で新しい生活を再スタートしたい一心で、東京京都間を・京都市内を動きまくり、色んな選択をしまくった。
そうして、3月末に新卒で入った会社を退社。
また働くことへの嬉しさ、そして何より京都で生活できることへのよろこびいっぱいで4月を迎えた。
たった4ヶ月、されど4ヶ月の出来事
次回へつづく