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2022年ラスト・ツアー 師走の京阪神4日間の旅(後編)

さて。というわけで師走京阪神紀行の続き、いってみよう!

3日目 日曜日
のんびりめに起床。大浴場があるホテルなので朝湯でサッパリしてから、梅田ダンジョンとも言われる地下街へ。朝食は喫茶店「心斎橋ミツヤ」。

まだ時間があるため、うめだ阪神百貨店の地下食品エリアをぶらつき、今川焼とか回転焼とか大判焼とか呼び方が数多あるアレ、ここでは「御座候」をパクツイたり、スタバで茶しばいたりしているうちにお昼前。

阪神梅田駅のミックスジュース屋前で友人Bと落ち合い
、ともに阪神電車により兵庫県に突入。甲子園駅で下車し、ひさびさの阪神甲子園球場へ入場する。

アメリカンフットボールの大学選手権「甲子園ボウル」を6年振り観戦しに来たのだ。今回のカードは関西の超名門・関西学院大学(関学)ファイターズ 対 関東で最近強豪にのしあがってきた早稲田大学ビッグベアーズ。

まだ甲子園ボウルを制したことがない早稲田が初優勝を飾るか?それとも関学が5連覇の栄誉に輝くか?が注目された。

事前の天気予報どおり冷え込みが厳しい日だったので、我ら二人を含み会場の観客は皆モッサリ着込んでいる。いやそれでも寒い。甲子園名物のカレーライスと焼き鳥でのランチを摂っているうちに試合開始。

前半は互いの守備陣が奮闘し、タッチダウン(TD)がなく、関学6-3早稲田というフィールドゴール(FG)のみの得点経過。早稲田はTD寸前まで持ち込みながら関学守備陣にパスを奪われるというまずいプレーを見せ、これが実に痛かった。

後半に入り、関学の攻撃がズンズン進むようになり、TDを連発、早稲田も1本TDを返したものの健闘及ばず、関学34-17早稲田と結構な差がつく結果となった。関学の5連覇。王朝はまだまだ続くのか?来年の各チームの戦いに期待したい。

試合終了後、混雑を避けて阪神電車を神戸方面に向かう。神戸は元町商店街にあるデンマークチーズケーキが名物の喫茶店「観音屋」でケーキとコーヒーをいただき一息つく。定番のうまさで安心する。

JR元町駅から東海道線、大阪環状線を乗り継ぎ大阪市内は天満へ戻り、前夜行けなかった「paraiso」に顔を出してから都島の某所へ。

ここから友人Bのドライブ&ナビゲートによる夜の大阪観光。近くの蕎麦屋「今日亭」でやさしい大阪うどんの夕食ののち、公園でアメフトボールのキャッチボールと少し運動。かなりの久しぶりなので投げるのも捕るのもなかなか難しく、寒さもあって10分弱で終了。うん、楽しかった。

さらにミッドナイトドライブは続く。大阪北郊の箕面、吹田方面から夜景を眺め、市内に戻る。

途中通りかかった新大阪駅は、この日午後からの新幹線の輸送障害による影響か、迎えグルマの渋滞が発生していた。この輸送障害はかなり大規模なもので、筆者は帰るスケジュールを月曜日にしていたため、巻き込まれずに済んで助かった。

B車は阪神高速に乗り、湾岸線の中島PAへ。このPAは大阪湾に面しており、続く瀬戸内海・紀伊水道から伝わってくるラジオの電波が入りやすいとのこと。ここで筆者とBを含めた全国ラジオマニアの人気が高い、ROKラジオ沖縄「ROK技術倶楽部」の長距離受信をカーラジオにて挑戦。

23時30分からの前時間帯の「にちようびのグルーヴ」が日韓の各局が入り混じる混信の中から聞き取れ、いよいよ0時を回り番組開始。

すると、当日の放送が完了した局の影響が削がれたせいか、だんだん遠く沖縄からの電波が強くなり、割にしっかりと30分の番組を、radikoに頼らず聞くことができた。すごいすごい。貴重な経験をして良かった。

番組終了後、いったん兵庫県尼崎市を経由して梅田のホテルまで送ってもらいBと別れる。アメフト 鉄道 ラジオと共通の趣味が多いB。また来年もマニアックに遊びましょう!

4日目 月曜日
旅の最終日。また大浴場でサッパリしてから梅田の地下街へ。「英國屋」にて朝食をいただき、御堂筋線で新大阪に移動。

駅構内で旅行支援クーポンを使い土産を買い込み、551蓬莱で30分近く並んで豚まんを買って、辻利の抹茶ソフトクリームで休憩。

発車時刻が近づいたので新幹線改札を入り、ホームに上がる前に串カツスタンド「だるま」で串カツ3本とグラスビールにて京阪神4日間の打ち上げとする。駅ナカでこれが楽しめるのは実によろしい。

あとは新幹線で東に向かうだけ。正午前の発車便だったが、考えてみればこの時間帯に新大阪から東京行きに乗るのは初めてだったので、車窓の景色は同じなのになぜか新鮮。またも知らないうちに列車は品川を過ぎていた。

旅続きの一年。締めに大好きな関西、京阪神への旅をもってきたのは大正解。めっちゃ面白かった。

さて、2023年はどこに行こうか…

(完)

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