ミラで響かせる凱歌(EF-SE)
ちわーーーーーーーっす!!!
厚揚げください!!!!!
すみません!!!!!
ちわーーーっっっっす!!!!!
……..
という訳で、皆様こんにちは。
私"ぬいおぢ"と申します。周りからは「キモオタク」だったり「異常性癖」だの色々あだ名があるので適当にジェニファーなどとお呼びください。
今回初めてnoteを書かせて頂くわけなんですけども、文才のぶの字もない(偏差値36の高校を卒業する程度)がここに書き連ねるのも理由があります。
結論から申しますと
突如KPFなる屋内型痛車イベントに参加することになった為です。(????)
っぱ紹介文くらいはいるじゃん???
そんな感じで今乗ってる新鈍速ミラをどのようなイメージで作ってるのかってのをいい加減書いておこうと思った次第でございます。
もしもこの車に興味を持った方は拙い文章ではございますが何卒(専門卒)読んでいただければと思います。
1.車と貼ってるキャラの概要
自分が乗っているのは、ダイハツのミラ(L250S)後期型のLというグレードになります。カラーはババアの尿漏れパッド付きパンツピンクライトローズメタリックという色です。所詮ジジババがその辺の畑とかスーパー、JAに乗っていく車です。
最近だと若者がゴリゴリに雪ドリでシバき倒したりマフラーぶった切って腹下直管にしたりパトカーから逃げてたりするのに使っているようです。
貼ってるキャラクターはウマ娘のハルウララというキャラです。簡単に説明すると、ウマ娘の舞台であるトレセン学園でみんなを笑顔にしている天真爛漫なちょっと頭は弱い感じの女の子です。可愛いね。
2.痛車と車作りのコンセプト
まず"この車に何故ハルウララというキャラを貼っているのか"の話です。
ウマ娘というコンテンツには、実際の競走馬を元に擬人化しているという現実の競馬の話がバックにあります。もちろん例に漏れず、このハルウララというキャラにも元になったハルウララ号という競走馬がいます。
このハルウララという馬は高知県の地方競馬である高知競馬で実際に走っていた競走馬です。
知ってる方も多いとは思いますが、113戦ものレースを走ったにも関わらず一度も一着になることが出来なかった馬なんですよね。連敗記録が増えていくにつれて皮肉にもどんどん注目されていくという、言葉で書いていくとうーんって感じではあります。
しかし、この馬のおかげで集客の少ない高知競馬を救ったと言っても過言ではありません。かの有名な武豊ジョッキーが騎乗したレースもあり、全国でフィーバーが巻き起こったそうな….。
もちろんウマ娘でもそういう所を落とし込まれたキャラクターとして描かれています。元気いっぱいでみんなを笑顔にしてくれる、たとえレースで勝てなくてもレースを誰よりも楽しみながら本気で走っているキャラクターです、可愛いね。
そしてこのハルウララを貼ってるミラという車は先程チョロっと書いたように様々な使われ方をされている車種なのですが、軽自動車の耐久レースである"軽耐久"にもよく出てきます。この軽耐久というのは各地方のサーキットで行われており、レースの入門としてそれなりに安価に始めることができる非常に人気の高いコンテンツだったりします。ただ、再三言うようにミラ(700、250系)は鈍足すぎることでもよくネタにされますし、本当にビックリするくらい無茶苦茶遅いです。周りのライバルにアルト(HA23V)などの車種がありますが比にならないくらい遅いんですよね。100km/hまでに中国4000年の歴史くらいは必要です。レースでも同じく鈍足すぎて勝てるビジョンが全く見えない車です。
ここで気付いた方もいるかもしれませんが、
ハルウララと250ミラは若干似通った所がある
そう感じませんか?感じますよね?感じろ。
ハルウララというキャラが大好きであるということは大前提な上で、この「なんか似てるな〜」位でスタートしました。
こんな感じでなんとなくシナジーを感じる車とキャラですが今現在の仕様にする時なにかしら色々と詰め込んでみるか〜という事でやり出した自慰行為がだいぶ完成系に近付いてきたのでコンセプトなりの自分語りをさせて下さい。
まず、ウマ娘というコンテンツを貼る上で自分の中の絶対条件だったのが"走りそうな車"だったので、ハイキャンバーシャコタンというよりかは走り系の方向に振っていくことにしました。
弄り方の見本としては、トラックスタンスというジャンルをかなり参考にしました。自分なりの解釈では「走って置ける車」というイメージであり、自分が車を触っていく上で一番理想に近いと考えたからです。確固たるコンセプトを設けたマシンメイクの経験がほぼ0に近い状態からのスタートであり、自分の収入の範囲でできるとこやキャライメージなどを考慮すると無茶苦茶になりそうな感じもしましたが、自分なりに落とし込めるように考えてみました。
その結果出た自分の中の回答が
"車の右上に「絶好調」の文字が見える車"
になってました。結局最初言うてたところに戻ってきたわけですね、決して速くなくていいんです、走っててやる気になる楽しい車であればいいんだから。
多分これってバトルマシンって事なんでしょうね。
3.コンセプトの上でやってみたこと
その1.車弄りの部分
走り系の車のイメージが数点ありまして
太すぎないホイールサイズ
引っ張らない適正サイズタイヤ
過度では無い使うためのキャンバー
大体こんな感じのイメージだったので、ホイールはそこまでキャンバー倒さず履けそうなサイズを狙いました。
その結果6J+30前後という結論に至りました。
軽耐久のテイストを入れたいなぁと考えた時にそこで使われているサイズがおよそこの周辺のサイズだったのでホイールは…
ENKEI TC-8 14インチ 6J +38
を選定しました。実を言うとこのホイールは最初繋ぎで知り合いから格安で譲ってもらったホイールなのですが、色々探していくうちに
「これ以上似合うホイールないな???」
という結論に至りました。実際軽耐久でのENKEI使用率も高く、軽量で強度のあるホイールという事は確かなのでここに落ち着きました。タイヤはGoodyearのREVSPEC RS-02 165/55R14を選定しました。国産ハイグリを買う金はフルパートで生計立ててる馬鹿者にはありません。しかし、きっとウララちゃんなら普段使いでもこの車を使うだろうと考えた時に経済性やライフ、静粛性を考えるとこのセミスポーツタイヤなのでは???と自分に言い聞かせることにしました。あとグッドイヤーのレターがかっこいいからです、バトルマシンにレターは必須なので(当社比)
そして、やはり少しだけフロントにキャンバーがあるとよりバトルマシン感が出る気がしたのでキャンバーボルトを入れて若干寝せています。これだけでも走った時に全然違うと感じたのでここは間違ってなかったと思います。
その2.デザイン
デザインに関してはデザインをしていただいた関東在住のNさんと話し合って「レースカーっぽく」みたいなところから始まり、色々考えた結果一つオマージュできそうなカラーリングが出てきました
オペルのマンタ師匠です
この車はニュル24時間耐久で数十年参戦している車で、レースの度に観客を沸かせ、笑顔にしています。
「ウララちゃんじゃないか????」
そんな感じで上から下に二等辺三角形のラインで2色配色をベースに作ることが決定。
キャラの画像はウララちゃんのウェディングイベントのサポートカードを使ってます。
やはり女性が最も美しい瞬間はウェディングドレスを纏った瞬間に決まってます。
ぶっちゃけサポカが出た瞬間美しさと若干残る幼さに胸ズッキュンになっちゃったから貼った、ていうのが理由ですが。そこ、ロリコンとか言わない。
結果的にかっこかわいい感じが出せたかなとは思います。ウマ娘も容姿端麗で可愛いし走ってる時はバチくそかっけえ生き物ですからね!!!!!
その3.内装周り
実は内装もウララちゃんらしさと車としての面を含め拘った点があったりします。
まずステアリングはcrescentの33Φのピンクを選択しています。弱ディープにピンクの刺繍が入ってるかっこいいヤツです。前乗ってたミラでは35Φを使っていたのですがやはり少し大きいと思っていたので若干小径にした所バランスと運転のしやすさが倍増しました。ド派手ピンクよりも差し色でピンクが入ってる感じなのでイイ感じのアクセントになってて個人的にもかなりお気に入りパーツのひとつです。
次にシート周りですね、こちらは運転席にBRIDEのZETAと助手席にはBRIXを使っています。
皆がよく言う旧BRIDEで揃えてみました。
このチョイスをしたのは大前提として旧BRIDEが好きだからというのが正直なところですが、この旧BRIDEが使われていた時代というのは実際のハルウララ号が走っていた時期と250系ミラが販売していた時期にドンピシャでハマります。そういう当時の時代背景も含めてハルウララというキャラを表現するためにはこの組み合わせしかないと考えて選んでみました。
「バトルマシンなら両脚フルバケにせんかい」というヤジが飛んできそうな気がしますがきっとウララちゃんなら「セミバケならリクライニングできるし助手席も人が楽に乗れるんだよー!!」って言いますので問題ありません。
因みに4点ハーネスは赤のSabeltを使っています。これはウララちゃんが勝負服で巻いている赤色のハチマキをイメージています。ある程度の色にまとまるように努めていたので赤色の差し色を入れるのはここしか無いと考えたからなんですけどね….。
でも走る時に使うモノと走る時に巻くハチマキが同色ってなんか良くないですか???
因みにあえて内装は残しています、あくまで普段使いできるストリートカーであるのが前提なので。ウララちゃんはきっとこの車で商店街まで買い物に行きますし、ミラを買ってきた時に「ちゃんと4人乗れるんだよー!!」って言ってました(存在しない記憶)。ウララちゃんは優しい子なので車中だけでも優しさが残ればいいなーって思いました。
まぁ5ドア用ロールバーの設定がないからドンガラにできなかったのも事実ですがね。なんで700と275にはあるんですか。
そして次はオーディオ周りですね。現代では非常に使いづらいデッキを選択しました。
2002年製のKENWOOD DPX-5300Mというデッキです。当時のデッキなのでスペアナバリバリのDSPバリバリのええ感じなヤツです。基本的にはラジオとCDとMDが使えるデッキです。使いづらいとはいえCDチェンジャーのカプラーから変換してAUXを繋いでいるのでスマホも問題なく使えるんですけどね
もっとエモさを求めるならフルカラー液晶のスペアナデッキを選べばいいのですが、このデッキを選んだのもきちんと理由があります。
まずこのデッキがダイハツの純正オプションという点です。150ムーヴとか250ミラのオプションパーツにこのデッキが存在していたみたいで、ヤフオクで買った時(1円で落として1600倍の送料を払った回参照)に付いてたハーネスはダイハツ用ハーネスだったので間違いないようです。
純正の雰囲気や販売当時の雰囲気、そしてハルウララが走っていた時代背景を少しでも残すことを考えると、これしかないだろうという感じです。
そして何個もあるオプションの中でこのデッキを選択したかと言えば、エアコンパネルもシルバーでデッキ自体もシルバーなのでそこも統一感が出る感じたからです。あと単純に私の趣味です。#DSPと和解せよ
そしてこのミラの内装を見ていただくとピラーだったりシフトブーツだったりに布が貼ってあります。
よく見てみるとこれはハローキティなんですよね。
キティちゃん可愛い!!イカチィ~~~~!!!っていうだけの理由じゃないんです。なんなら内装系では一番ウララちゃんの概念的な所を詰め込んだのはここです。
実際の競走馬のハルウララ号はメンコを被っているのですが、実はキティちゃんのメンコなんですよね。この要素を車のどこかに入れたいなぁと考えたわけです。
まず手をつけたのがETCです。世の中にはありがたいものでキティちゃんのETCが存在してまして….。
まぁ買いましたよね。皆様はETCを装着する時隠す方が多いと思いますが、敢えて見える場所に配置しています。
これだけでは飽き足らず、もう少しこのキティちゃん要素を入れたいと考えた私はピラーとシフトブーツにキティちゃんの布を貼ることを考えたわけですね。元々和柄ウララを貼ってたこともあり和柄の布をピラーに貼っていたのでここを変えることで雰囲気がガラッとウララちゃんらしい可愛い方向に変わると思ったわけです。近所の布屋に非常にオシャレなキティちゃんの布があったので貼ってみることに。
白基調の布を使ったのでアイボリー内装にいい感じで溶け込んで狙った感じにすることができました。
4.総括
車の紹介はこんな感じです。自分なりに詰め込める所を散らかりすぎないようにまとめて
"俺の作った本物の竜"
を作り上げたと思っています。
限られた予算と知識でつくったので未完成な部分や詰めが甘い所があるのも重々承知しています。
しかし、この大きな舞台に立つチャンスを貰ったからには見に来てくださる皆様に自分の車、そして大好きな推しであるウマ娘のハルウララの魅力を伝えたいという思いからこのような形でnoteを書かせて頂きました。
これを読んでもっと色々聞きたいという変な方がいらっしゃれば是非、会場にいるこの気持ち悪いオタクに話しかけて頂ければと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
改めて当日はやらしくお願いします!!!!!!