見出し画像

単独行動

私は、単独行動は嫌いでは無いというか、元々あまり協調性がないため、一人で勝手に行動することは多かったです。ただ、大学に行くまでは、そのような勝手な行動を取ることを否定されることがおおく、誰かと一緒にいないとという空気感が強かった気がします。それがある意味安心でもあり、鬱陶しさでもありました。
ただ、大学に入ってからは、単独行動をとる強者たちが沢山いて、その子たちは決して、寂しそうとか、いじめられてるとかではなく、自分らしく生きてるなと思い、当時は羨ましくもあり、あと自分は色々我慢しなくていいのかな?と思うようになりました。
また、二十代前半ぐらいまでは、1人ご飯、1人飲みなどは少し抵抗があり、なかなか人の目を気にしないと難しいなと思ってた時もあったのですが、就職して関東に出てきて、少しその価値観は変わったのと同時に行きたいところに好きに行けば良いのだと思えるようになりました。
最近はすっかりオバはんになったので、1人ご飯も1人飲みもぷらぷらどこでも行くのですが、行きつけの店だと、お店の方をお話ししたり、たまたま知り合いがいたりで、別に単独行動をとってても寂しく無いということが多いし、知らない店だから余計なおしゃべりをしないで、楽しめることも沢山あるので、基本単独行動、孤独を楽しむことはできるのです。

また、いつも友達や夫とばかりと行ってる店にたまに1人で行くと、1人で行ってるから、いつも挨拶しかしてなかった方とお話ししたりして、世界が広かったりもして、固定の誰かと過ごすから得られている安心感とは違う、単独行動だから得られる、違う世界、知らなかったことを知れることもあるのです。

以前にも書きましたが、日本人は割と団体行動を好む人種だと思ってます。家族や友達やパートナーがいない、1人はかわいそうみたいな世の中の風潮…。それが協調性を産み、タテ社会、ムラ社会を構築し、1人では無いという安心感を得られてたのだと思います。自身もその環境に守ってもらえてたと思ってます。
ただ、近年は団体行動もいいけど、単独行動も必要ではと思います。

単独行動をするから孤独な人ではなく、単独行動をしてるから孤独じゃなくなる、1人ではないと思えると思うことも多いのです。

友達がいる、家族やパートナーがいることは良いことですが、いないから、1人で行動してみる、別に無理に友達やパートナーを作るためと意識しなくてもいいからぷらぷらしてみる、単独行動を楽しむ、孤独を楽しむ。
そーすることで、見える景色、広がる世界もあると思います。






いいなと思ったら応援しよう!