褒めるのが下手な日本人の話
人間誰しもが褒められたい、優越感を味わいたいという心理はあると思います。
褒め言葉といえば、
カッコいい
綺麗
美人
スタイルがいい
イケメン
やさしい
頭がいい
センスがいい
賢い
面白い
料理がうまい
勉強できる
運動神経がいい
野球がうまい
歌がうまい
ピアノがうまい
仕事ができる
計算が早い
字がうまい
社長がすごい
部長がすごい
先生すごい
お金持ちですごい
などなど、
しかし、言われて本当に嬉しい言葉は意外に人によって違うと思います。
何気に、褒められて嬉しいこととは、自身が、生きている中で、一番労力、努力をしていることを褒められることが一番嬉しいのではないだろうか？と個人的には思ってます。
もちろん、日本語教師をされてる方だと、教え方が上手ですねとか、やさしい先生ですねとかはじまり、先生としての付加価値を生徒から、関係してる方から、世間一般から褒められたらどんな先生でも嬉しいと思いますし、励みにもなると思います。
また、生徒さん、日本語の勉強を頑張ってる人は、日本語上手になったねとか、漢字沢山覚えたねとか、特に努力してると思うところを、どう頑張っているかを具体的に先生や、日本語をわかっていると思われる日本人に、普通に褒められるときっと一層頑張れるようになるのでは？嬉しいのでは？と思ってます。
なので、日本語学習に限ったことではないかもしれませんが、勉強を頑張ってる方には、指導者は褒めることは必要ですし、生徒も褒められるように頑張るのも一つのモチベーション維持の方法なのかなとは思います。
しかし、偏見かもしれませんが、日本人は褒めるのが下手な人が平均的に多いと思ってます。
自身、超氷河期世代で競争社会に生きてきたからの思い込みというのもあるかもしれませんが、わりと、貶されて、いじめられて、その競争に打ち勝つから人間の価値があるような風潮もあったからと思ってます。
また、ネットなどを調べてみるとやはり、日本人は褒めるのが下手な人が多いということが書かれている記事は多くありました。
また、褒めるのは下手なくせに、「叱る」ではなく、「貶す」ことは人一倍うまかったりするのです。
自身、学生時代まで関西で過ごし、働きだして、関東圏に出てきて、日系の会社だが、社内でも社外でも外国人と関わる機会が多い環境で働きだしたらは、意外に素直に褒めてくれる人が多かった気がします。
？？？な褒めもたまにありましたが、貶すよりは褒めるという雰囲気が多かったように思います。それは、外国人と関わることが多いからだけでなく、関東圏だからとか、技術系の仕事だからかもしれませんが、ここでは外国人と関わっているからに着目しようと思います。
確かに、とってつけたように褒めるのはそれもそれで気持ち悪いなと思う時もあるが、やはり、上司も部下も、先輩も同僚も後輩も貶されるよりな褒められる方が嬉しいし、職場内の空気も良くなっていると思ってました。
しかし、外国人と関わる機会が減った最近は、貶されることはあっても褒められること、褒めることも減った気がしています。個人的には、何もないのに褒め続けるのもなかなかしんどいかもしれないが、人を貶してばかりもなかなかしんどいと思っています。
また、一般的に失礼ながらいいお年にも関わらず今時の若者はとかなどといって、人を貶し続ける人がたまにいますが、そー言う人は、生きてきた中で、ずっと人から貶され続けてたからこんなのなのかな？と思ったりして、ある意味、褒め方、貶し方でその人が今まで過ごしてきた、人生が見えてしまうと感じる時もあり、人を貶しまくる人に対して、貶してることに腹が立つより、気の毒に思うことの方が多かったりします。
日本人はなぜ素直に褒められないのか？
シャイだから。
褒められるのが嬉しいけど恥ずかしいから
人を褒めるのは悔しいから
自身がコンプレックスが強いから
褒め方がわからないから、
人粗探しのほうが楽しいからなど、
色々あるかとは思いますが、
偏見もありますが、特に欧米人の方はなどは褒め方が上手な方が本当に多いと思います。
しかし、外国人だけでなく、日本人ばかりでも、リーダーが部下を褒めるのがうまい組織は雰囲気が良いのかなと経験上思ってます。なので、やはり指導者の立場、先生が褒めるのが上手なクラスは雰囲気も良くなり、良い成果も出せるのではと思ってます。
実は、明日確認テストが終われば授業は全て終わり、来月から教育実習になります。実習では実際の生徒さんの前で授業をすることになるのですが、自分としては特に褒めるというところは意識していきたいと思ってます。
日本人は褒めるのが苦手ですが、意識すればできると思ってます。また、偏見ですが、人を褒めるのが下手な人の傾向として、自分に変に自信が無かったり、常に余裕がなかったりの場合が多いと思ってます。なので、人を褒めるぐらいの心の余裕をもって授業ができる準備をしっかりすることが必要なのだとは思ってます。
いい意味で自信を持って挑む！それも、人を褒めれるようになる秘訣なのかなとも思ってます。
あと、貶す、叱る、イジる、虐めるはそれぞれ異なるのですが、ごちゃ混ぜになっている風潮もあるなと感じることもあり。そのあたりもまたどこかで書こうと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます😊
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ベルギービールです🍻
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