冬の贈りもの
連日のマイナス気温で
昼間もそれほど暖かくならない日が続いています
今年最後のバレエのレッスンに向かう朝
車の窓がびっしりと凍っていて
雪をはらってエンジンをかけてしばらく待たなければとても出られないこの時
指先は凍えるほどで、時間も気になるというのに
あまりにきれいで車内から写真を撮りました
細かな羽が舞い上がったように
自然のなせる技
雪も氷も枯れた植物たちも
美しい冬の贈りものです
「デンマークの時間」の展示が閉幕して
22日で今年の営業を終えられたヒナタノオトさんではオンラインストアがさらに充実しています
すでにお選びいただいて数が減ったところにまた追加してエプロンや眼鏡ケースもご紹介くださっています
丁寧に撮影していただいた作品たちが
雰囲気やサイズもわかりやすくご紹介いただいているので、遠方のお客さまにもこの機会にご覧いただけたらと思います
眼鏡ケースはよほどフレームにボリュームがなければだいたいのものは入るサイズで、ふんわりとしているけれど、硬い芯も入れてあるのでかたちが崩れることはありません
今回はこの季節ならではの生地と刺繍の組み合わせとなっています
他にも、タイミングの合う時でなければ店頭でも出会えない鈴木有紀子さんのキャンドルや、さこうゆうこさんのガラスポット、針の森さんの美しいこぎん刺しのバックなど、どれもみな惜しみなくつくられた宝物のような作品が並んでいます
年内は29日まで発送してくださるそうなので
オンラインストアでごゆっくりご覧ください
もうすぐ2024年が終わります
みなさんはどんな一年でしたか?
わたしはもう、駆け抜けたような早すぎる一年でした
たくさん作ったし、とてもがんばった
その中で手からこぼれ落ちていったものもあったけれど、振り返って丁寧に拾い上げるゆとりがないほど、前を見てずんずんと進む、そんな一年でした
そして、そんなわたしを、ほんとうに周りのたくさんの人たちが支えてくれたことを感じる年でした
誰かのためにできることはなんだろうと考えています
自分のことさえままならないわたしだけれど、どこかで何かをお返ししながら過ごせたらいいなと思っています
それはお仕事のことだけではなくて、日常のほんのちいさなひとコマでも
後ろの人にドアを開けるとか、行き交う人に笑いかけるとか、体調の悪い人に一声かけるとか、わたしが思うほんとにちいさなこと
わたしの好きなことば
「愛情は使わせてもらうもの」
何かをしてあげるのではなくて
その人がいたからわたしが優しくなれたということかなと思います
いつでもそうはいかないけれど
仕事納めとはなかなか思えず、ちょっと保留にしていた仕事ややってみたかった作品を作り始めています
インフルエンザもとても流行っているとか
暖かくして、みなさま元気で年末年始を迎えられますように