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植物と 仲間と

小樽 vitre sa vie mi-yyu さんでの企画展
『植物と』
3日間の展示は和やかで気ままでみんなが嬉しい毎日でした

まずは開催してくれたビブレのおふたり
一緒に過ごしてくれたみなさん
そして訪れてくださったみなさんに深くお礼を
ありがとうございました


友達 と簡単にいうことに少し違和感があって
こうして同じ場所に集って
みんなが無理したり我慢したりせず
気ままで楽しい空間にできていること
みんながちゃんとそれぞれの「好き」を大切に仕事ができていること
それがなんだかとても嬉しくて
こういう人たちのことを 仲間 っていうのかなと思いました

ビブレ ゆみこさんのお花屋さん
ここの土間で一輪から選べる
お花屋さんをやりたかったとのこと
かわいいセレクトばかり
ぬいとり
作品の一部でしたが定番から新作まで
安原ちひろさんのテキスタイル
かわいい!
いつかお会いできるのを楽しみに
epuy Holistic
はなこさんの香りの精油
ワークショップがあまりにも楽しくて
みんなそれぞれに香り作りをしました
しゅうちゃんのお菓子
ぎゅうひも琥珀姜も水羊羹も
美味しかった〜
そしてひとみちゃんのジュエリー
改めてパワーの凄さを感じました
毎日眺められる贅沢さ


17年続けてきたというビブレさん
おふたりのお店が長くお客さまに愛されているのは、自然体で自分たちもみんなも嬉しいことをされているからのように思います

だから集まる人たちがみんな家族のよう

そしてこうして集った仲間たちもまた
みんなの喜びを互いによかったねと言える心地よさ


心地よい中にいながらも
この三日間の刺激はすごくて
改めて自分のものつくりを俯瞰で見たような感覚になりました

広島から来てくれた佐々木ひとみちゃんは、ヒナタノオトさんの繋がりでデンマークに一緒に旅した仲間
旅の間ずっと同部屋
初対面からしばらく同居生活をするなんてなかなかできない経験の中で
大切でかけがえのない、そして尊敬する友人になりました

作品を並べて一緒に過ごすことになるなんて
思いもしなかったことが実現して
しかもご飯を食べたり
少しの観光をしたり
結果的には我が家にきて泊まることになったり
まるでデンマークの日々をそのまま感じるような不思議な三日間でした

あらためて感じたこと
ひとみちゃんのパワー
ご本人からも、作品からも
言葉にうまくできない、放つ光のようなパワーがあふれている
真向かいに作品を並べて、ひとみちゃんのところに吸い込まれるように作品に見入っているお客さまを眺めながら
素直に心からすごいなぁと感じました

あまり自分からはあまり言わないけれど
旅の間に少しだけ
これまでの道のりで夢をもって進みつつ確かな技術を習得してきたこと
彼女なりの迷いや苦しみもあったことをほんの少し聞いたこともあって
わたしから眺めるその光景は
そこにひとみちゃんの人生の中での
時の重なりを感じるものでした

そして本当にすごい刺激
圧倒されている場合ではない、と背筋を伸ばしてわたしもさらにしっかりと作り手として真向かおうと思いました

ゆるゆると流れるようなひとみちゃんだけれど
その世界観は揺るぎなく
他の誰にもできないオリジナリティあふれるものつくり

ひとみちゃんの「好き」がたくさんつまっていて
その「好き」を拾い集めて大切にしているのがわかる

わたしの中の同じその感覚が
もしかしたらひとみちゃんからそれを感じるアンテナになっているのかもしれません


びっしりと並べられた作品たちの中から
わたしが選ばせてもらったのはこのブローチ
カットされた水晶が花びらになった一輪の花

大切な宝物がひとつ増えたみたいで
とっても嬉しい
そしてきっとこれを見るたびに思い出すことがたくさんある


ひとみちゃんが旅の時
札幌で和菓子をつくっているしゅうちゃんを今度紹介するねと言っていたのが
季の菓子工房 しゅう
のしゅうちゃん

しゅうちゃんのお姉さんで香りのお仕事をする
epuy Holisticのはなこさん

そして今回来られなかったけれど
植物のデザインでハンカチやカップなどを作られている安原ちひろさん

それと、ビブレの文房具担当
ゆみこさんのお花屋さん
(ビブレさんはお二人ともかつてはお花のお仕事をされていました)

ひとみちゃんとつながって
しゅうちゃんに出会って、地元のお店ともそれぞれにお付き合いがあって集まった不思議

しゅうちゃんは大きくてずっしりと重いクーラーボックスでバスに乗って和菓子を運び
それでいてひとみちゃんや他の人のサポートもする細やかさ
美味しいお菓子は評判なので
毎回買いに来てくれるお客さまが次々と訪れます
季節に合わせてさくらの花びらやクランベリー、柑橘が入っていたり、見た目にもかわいくてついついあれもこれも買っちゃう

はなこさんはお勤めしていた会社を辞めて精油の香りのアトリエを開きました
精力的にお勉強して、いろんなことを試したり
資格をとって、その上で独自のセンスでわたしたちに精油の効能を伝えてくれます
今回、ひとみちゃんを皮切りに
わたし、ビブレみゆきさん、しゅうちゃんと
それぞれに香りのブレンドをさせてもらったのだけど、選ぶものもその組み合わせも違うので全く違う香水ができあがって驚きでした

はなこさんとしゅうちゃん

すべてを感覚で選ぶことの心地よさ
すごく迷うけれど最後は「こっち」と直感で選択する
失敗も間違いもなくて
できあがりをそのまま受け取るときの
なんとも言えない満足感

香りはちいさな香水瓶に入れてもらって
子供の頃に憧れた大人の持ち物みたい

しゅうちゃんの水羊羹は柑橘入り
ゆみこさんのお花は
どれもやさしい色の可憐なものばかり


集った仲間たちはまたそれぞれに日常に戻りました

わたしもすぐに始まるプリスティンさんの展示に向けて制作です

そして終わったら秋の展示、冬の展示に向けて
走り続けることになります

みんなそれぞれに日々を重ねてここにいること
聞けばそれなりにいろいろあって
誰かと関わることに臆病になりそうなことも
迷うことも悩むことも落ち込むこともあるけれど
それでもまたいちにちが始まって次の嬉しいことにちゃんと出会える

いっぱいのパワーと楽しい時間を
みんなみんなありがとうございました

わたしのワークショップはこれまたとてもドラマチックな場面がありましたので、ポーチ完成しましたら記事にしたいと思います
お楽しみにお待ちください

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