ショルダー鞄 「ブランコ」
布で作品を作りはじめた
ぬいとりになる、もっと前からずっと作り続けている鞄
かたちがなんとなくブランコのようで、
お出かけのときはゆらゆらと楽しい心もちで
お財布や携帯などを入れて軽やかに歩いてもらえたらと名付けた「ブランコショルダー」
長財布が入る大きさにして、ファスナー部分はマチがないのですっきりと
腰あたりに下がっていても体から離れすぎず
それでいてしっかりとかたちが崩れないように
使っている芯の種類や貼り方を工夫しています
今回、百草の庭さんが作品や刺繍のモチーフのリクエストをいくつかくださいました
Instagramの過去の記事を丁寧にご覧になって
モチーフについてもそこからいろいろと感じてくださっての、細やかなリクエスト
それでありながらも、作り手の事情を考えてくださっていて余白のあるメッセージに作るわたしもゆったりとした気持ちで制作に取り組むことができました
そんな余白のある言葉の中に、はっきりと書かれていたのはこのブランコショルダー
実はわたしとしては少し久しぶりの制作でした
新しいタイプのショルダーや大きな鞄を作っていたこともあって、展示のために作ったのは一年以上ぶりだったかもしれません
でも、作ってみるとやっぱりとてもよくて
毎回展示のたびに定番でたくさん作っていた理由を改めて思い出させていただいた気分
今回お作りしたブランコはこの2点
百草さんの旅は今日から始まっています
作品たちが、わたしの手を離れて遠くで見ていただいていることも久しぶりで
百草さんが写真をきれいに撮ってご紹介くださっていることも新鮮です
作品たちの旅を
海のこちらからわたしも楽しく思い浮かべて
過ごしていたいと思います
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