卒業制作 Vol.1『谷中銀座を通して考える、商店街再生の方法』
「このシャッター通りのスペースもったいないなあ」
「ここの空き地、何かに使えそうなのに」
なんて思ったことはありませんか?
現在いたるところに見られるシャッター通り。
その数は、明確な定義がないため、国も把握しきれていないのが現状です。
そこで!
こちらのnoteでは大学の卒業制作として、シャッター通り化した商店街を再生させる方法を、いくつかの投稿に分けて紹介・提案していきたいと思います。
今回のVol.1では、今後の作品を読むうえで知っておいていただきたいことを紹介します!
作品全体の概要
以下の項目をもとに、卒業制作として投稿を続けていきます。
約1週間のスパンで一つずつ投稿し、12月中旬までには本テーマすべての項目の投稿を完了させる予定です。
テーマ選びのきっかけ
改めて、初めまして。
文教大学文学部外国語学科の藤原と申します。
大学の卒業作品と言えば、美術科などでない限り、論文を想像されると思います。しかし、ゼミの先生が自由で寛容な方で、「ちゃんとしてれば形はなんでもOK!」とのことだったので、せっかくなら、今まで読むだけだったnoteを使って、書いてみることにしました。
"商店街再生" に着目したワケ
「地域活性化」に興味があり、空き地やシャッターだらけの閑散とした商店街を見て、「昔はにぎわってたのかな」という哀愁の感情と共に、「このスペース何かに使えそうなのになあ」と感じることが多かったためです。
東京都23区でさえもシャッター街を見かけることは珍しくありません。
地方の観光地へ旅行に行っても、散策してみるとまたもシャッター街。
観光地の商店街こそ再生させることができれば、大きな経済効果が生まれたり、地元住民同士の繋がりが強まったりなど、メリットは非常に大きいでしょう。
最近は、どこかで街の若い人たちが集まって、古くつぶれてしまった銭湯などをカフェや喫茶店、またはサウナ付銭湯にリニューアルして、その地域を盛り上げているようです。
このような例はごく稀で、全国の商店街みんながみんな、いますぐ活性化させるわけにもいかないのが現状。
それではなぜ、実行できずにいるか?
調べてみると、そこにはお金の問題だけではなく、様々な問題が潜んでいることが分かりました。
商店街活性化についてまじめに考えていきたいと思います。
なぜ谷中銀座?
私自身が何度も足を運ぶほど、本当に大好きな場所で、「商店街の再生の参考として挙げるならどこの商店街か?」と、真っ先に出てきたのが谷中銀座商店街でした。
谷中銀座商店街には古民家風のカフェがあったり、美味しいメンチカツが食べられたり、おしゃれな雑貨屋さんもあります。
そして、この下町感あふれる街並みがとても好きで、好きなお店を挙げたらキリがないほどです。
そして、なんとなく自分の中で書きたいテーマが決まり始めて、身近な商店街である谷中銀座商店街を調べてみたら、このテーマにばっちり合う、
再生のアイデアが詰まっている商店街
だったのです。
…
さて、今回はこの辺でお終いにします。
「谷中銀座」というワードに惹かれて読んで下さった方、
「地域活性化」に興味がある方など、少しでも面白いと思っていただけたら、フォローして投稿を待っていただけると嬉しいです。
次回は、「Vol.2 商店街の歴史と現状」についてお話したいと思います。
ありがとうございました!
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