【ぬい服】シャツの製図方法とアレンジの基礎
こんにちは!ご覧いただきありがとうございます。
このテキストは自分の大切なぬい(ぬいぐるみ)にとっておきのシャツを作るためのノウハウを詰め込んだ内容です。
気になる中身はこちら↓↓↓
…めちゃくちゃ大ボリュームです。目次長すぎる。
簡単に要約すると、
・シャツの製図方法
・仮縫い
・補正方法
・型紙修正
・見返し作り
・切替の作り方
・フリルの付け方、作り方
を詳しく解説しております。
もっと簡単にいうと、製図から普通のシャツ(右)を作り、応用のフリルシャツ(左)まで徹底解説します。↓
詰め込みすぎて、前回多くの方に買っていただいた【ぬい服】基本の型紙調整方法の倍以上のボリュームになってしまいました。
このテキストをすすめたい人は、とにかく「ぬいのためならどんな努力でも惜しまない人」「めんどくさい作業を繰り返しできる人」です。
買って後悔してほしくないので、正直に言います。
まぁめんどくさい。最初から最後までめんどくさいことばかりです。
自分でもなんでこんなテキストを作ったのかわからなくなったこともあります。自分の頭を整理しながら作ったんですが、無意識にやっていることもあり随所随所で「なんで??」と自問自答しながら書き上げました。
…ここだけ聞いたらこんなテキスト買いたくないですよね。デメリットばっかり言って誰が買うんだ。いいことも言おう。
いいことはただ一つ。
推しぬいにちょうどいいシャツを作りやすくなります。
1発目から結構いい感じに仕上がる!(経験談)
あと切替とかフリルのアレンジが身に付くことかな。
型紙を作る方法はいろいろあるし、やりやすさも人それぞれだと思うのですが、わたしはある程度製図してから型紙を起こし、微調整する方法がやりやすいので、このテキストを作りました^^
やってみて、「立体のほうがやりやすい!」など合わなかったらすみません🙏
その時は、「こんな方法もあるんだな〜」と太平洋のような広い心で受け止めてくれたら嬉しいです…!
自分で製図して型紙を作って補正もして切替やフリルの付け方もマスターしてシャツを極めるんじゃあああぁおらぁ!という意欲マシマシな方には他にはないベストな内容になっておりますので!!
ちなみにちなみに。これ講座でやりたかったんですが、体調不良でお蔵入りした内容で、ここで初めての公開になります^^みんなスタートラインが一緒!
このテキストは今後内容を更新、加筆をしたら値上げを考えています。大幅な変更は考えていませんが、結構安めな価格にしているので、気まぐれで値上げするかもしれません。
最初に購入すると記事を更新、追加してもそれ以上のお金がかからないので、早く買っておいたほうがお得です^^
伝えたいことがまた出てきたら追記しますね!
このテキストの内容やおすすめする人、しない人についてまとめたブログ記事があるので、購入を悩んでいる人はこちらもあわせてご覧くださいませ!
↓↓↓
「百聞は一見にしかず」ということで、どんな内容か途中までチラ見せします。購入を迷っている人の検討材料になれば嬉しいです♪
⚫︎シャツカラーの製図⚫︎
「基本の型紙調整方法」によって作った身頃を用意します。
身頃の型紙を出来上がり線で別の紙に写します。下に紙をおいてルレットで印をつけたものをシャープペンで書き起こしています。
これをベースにシャツの作図をかいていきます。
シャープペンでかいた原本は修正で使うことがあるので、コピーを取っておくのがおすすめです^^
コピーしたほうに作図をしていきます。製図を足して縫い代をつけるので、十分な余白を確保しておいてくださいね!
コピー機が家にないよ〜、コンビニまで行くのめんどくさいよ〜!という人は、ルレットや定規を使って別紙に写してもいいです^^
身頃編
前身頃の製図
前中心(CF)から右側に並行に1.5㎝追加します。
CFとはセンターフロント(CENTER FRONT)の略です。製図では"CF"と表記します。
ボタンの位置をかきます。上から1.0㎝、その下は3.5㎝ずつでかいています。お好みの幅で大丈夫です。
ちなみに、ボタンをかくときにこういう定規を使ってかいています。綺麗なまるがかけて気持ちいい^^”総合定規”とググると出てきます!
前身頃の原型の名残りでCFと"わ"と記号がありますが、これはなくて大丈夫です。かいたまま進めてもいいし、邪魔な場合は修正テープで消してもいいです。わたしはこのまま進めます!
えりつけ止まりに印をします。わたしはCFから身頃側0.5㎝のところにしています。
【37%縮小の目安寸法】
37%に縮小した型紙は右に0.5㎝ほど出すとちょうどいいかもしれません。
丈は1.2㎝長くしています。
ボタンの位置は目安をかいたけど、お好みでOK。写真のボタンの直径は0.5㎝です。
なぜ0.5㎝がいいのか?というと、着せたときに合わせが1.0㎝になります。
わたしの推しぬいにも37%前後の服を作るのですが、1.0㎝の合わせが個人的にちょうどいいんですよね。
ダッフィーサイズの説明ではえりつけ止まりをずらしているのですが、この子のシャツはCFの延長をえりつけ止まりにしています。
そうすることで突き合わせのデザインになります。
ちなみに、この子のボタンの直径は0.3㎝です。飾りボタンなので接着剤で上から貼っているだけ。位置もフィーリングで貼りました^^
後身頃の製図
後身頃は原型では後中心に1.0㎝の縫い代がありますが、シャツは前開きなので後ろの開きは必要ありません。縫い代は付けず、出来上がりでかいて"わ"にします。
パターンチェックをする
縫い代をつける前にパターンチェックをします。原型を作った時点でもうやっているよ〜!という人もいるかもしれませんが、念のため^^
SNP(サイドネックポイント)
SP(ショルダーポイント)
袖ぐり下
すそ
の長さやつながりがいいか確認してみてください。
わたしは先にチェックしておいたので、いい感じなつながりになっています。
縫い代をつける
縫い代をつけます。すそは1.0㎝、ほかは0.5㎝にしましたが、お好みの幅でいいです。
袖の合印も延長しています。
(色ペンはフリクションペンを使っています)
えり編:デザイン線をかく
後ろえり
えりのデザインを作図にかきます。
縫い代までつけた前身頃と後身頃の型紙をコピーして使うと安心です。
シャツの製図でえりが1番難しいですが、これを乗り越えたら素敵な未来が待っているので一緒にがんばりましょう!!💪
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