にじさんじ甲子園出場校にプロ野球のチャンステーマを当てはめてみたよ
こういう動画を作ってみたんですけど、思ってたより動画に書ける情報量が少なかったので、もう少し詳しく選曲理由を書いてみようと思います。
アンちゃん大好き高校
選曲:巨人「勝ち取れ!」
この高校への個人的なイメージとして、今回出場している高校の中ではレインボールと並んで「正統派」感が強いな、と思っていました。なので、選曲も変わった曲を選ぶのではなく、明るくて歌いやすい曲にしました。
巨人を選んだ理由としては、巨人がエースのリゼさんの贔屓球団であると同時に、リゼさんとアンジュさんの母国であるところのヘルエスタにおいては広く人気を博している球団だ(と思われる)からです。
育成・本戦ともに、応援していた方や監督にとって非常に苦しい展開が続きましたが、要所で強さも見せてくれました。また、監督が常にどこかに楽しさを見出していたのが良かったです。ガラガラ打法等、エンターテイメントとしても我々をとても楽しませてくれました。
ヴィラン連合
選曲:オリックス「欲球根性 〜河内のオッサンの丑〜」
ヴィランっぽさがどういうものなのか、ヒロアカを履修していないためによく理解していませんでしたが、悪役っぽさと解釈してガラの悪い歌詞のこの曲にしました。笹木さんが関西弁なのもちょうどいい要素かな、と思いましたが、多分彼女は河内弁ではないので微妙なのかもしれない。
曲自体はかなり好きです。シャウトが多くてとても楽しそうなので、一度球場でやってみたいです。丑王とかいうバケモンに比べるとかなり覚えやすいですしね(比較対象がおかしい)。
本戦では打力・投手力ともに遺憾なく実力を発揮し3位に。野手の厚さを考えると、レインボール高校・加賀美実業高校と並んで総合力のチームといった感じでした。(総合力というには守備を捨てすぎている学校もありますが…)
にじさんじ高校
選曲:中日「チャンステーマ3」
監督本人に贔屓球団があるわけではないので、なかなか選ぶのが難しいなぁ…と思っていたんですが、どこかのチームに採用したいと思っていたこの曲が意外と似合うのではないのかな、と思って当ててみました。というのもこの曲には「このスタンドの声が君の力になる」というフレーズがあり、かなりの高校野球っぽさが感じられるのです。実際に、中日のお膝元である名古屋の中京大中京高校などが応援で使用しています。
毎年ドラマを作り上げるにじさんじ高校には、多くのファンがついていますから、そんなファンからの応援を力に変えてほしい、といったような感じでしょうか。
今年も強かったですね。やはり連覇を見たかった気持ちはありますが、大エースと心中し散っていく様も美しかったです。
VR関西圏立高校
選曲:広島「チャンステーマ5(チャンス・スーパー)」
監督のガラの悪さ全一のこの高校。選曲にはなんの迷いもありませんでした。広島のチャンテのうち、現在よく使われているのは飛ばすチャンス、極チャンス、チャンス・スーパーの3つですが、最も盛り上がる場面で用いられるチャンス・スーパーを今回は採用しました。
原曲はsuperfly「愛をからだに吹き込んで」。「命賭けた勝負の舞台恐れずに進め」の歌詞には勇猛さが溢れています。5位決定戦でも、8回表1-5というかなり苦しい場面から、大連打で逆転してみせました。育成パートでも最後の夏に9回に同点に追いついての勝利などあり、勢いに乗れば手がつけられないチームでした。監督の素晴らしい指導の賜物でしょうか。
帝華高校
選曲:ソフトバンク「鷹の爪」
最後まで悩んだ一曲。監督の名前繋がりでホークスの応援歌にしようかなとはずっと考えていたんですが、どの応援歌にしようかかなり迷いました。最終的にメロディや歌詞が最も気に入っていたこの曲にしました。原曲は鷹の爪団の 「マンボde鷹の爪」。打ち込みのために調べてて初めて知りました。
正直、帝華の野球の色がどうなるのか本戦まで掴みきれていませんでしたが、本戦を終えて考えてみると、やはり「粘り強さ」というのを強く感じましたね。打撃で多少他のチームに劣るかとも思われましたが、リキケンと投手陣がピンチを作りながらも粘りの投球を見せ、守備もセンターラインが安定しており、打撃陣はワンチャンスをものにすることができる。これしかない、というような勝ち筋を手繰り寄せ、下馬評を覆すリベンジ。お見事でした。
レインボール高校
選曲:巨人「Gフレア(高校野球ver.)」
今大会の参加校では珍しく、監督の贔屓がはっきり分かっている学校なので選曲にはほぼ迷いませんでした。ですが、第1候補はアン大に採用した「勝ち取れ!」でした。歌いやすさを重視して「オー」を中心として構成されている巨人のチャンステーマの中では、「勝ち取れ!」が1番歌詞もしっかりしているし、メッセージも分かりやすく応援してくれているので採用しやすいんですよね。しかし、レインボール高校にはGフレアを採用しました。高校野球、Gフレア…といえば、高校野球をよく見る皆さんは浮かぶものがありますよね。
はい、3年前の金足農業です。小野町さんの引きの強さ、育成のうまさ、そして何より野球愛が相まって、育成を見てレインボール高校の応援を決めた人も少なくなかったはずです。そんな部分から、素晴らしい選手を揃えた大阪桐蔭の春夏連覇に注目が集まっていた第100回甲子園大会で、劇的な勝利を連続で収め旋風を巻き起こした金足農業が連想されました。
本戦ではその前評判通りにはいかず、なかなか勝ちには恵まれませんでしたが、何度見ても総合力が非常に高いチームで、ペナントのように何試合も行えばきっと優勝してくれるだろうと思わせてくれました。
加賀美実業高校
選曲:ロッテ「チャンステーマ3」
最初は選曲に悩みました。が、育成パートにおいて選ばれた千葉県から連想してこの曲を充ててみると、高校野球でよく聴く応援ということもあってとても似合っていたので、即決でした。
原曲は「モンキーターン」より「SG RUSH 優勝戦」。加賀美さんが参加していたわけではありませんが、にじさんじでも最近パチンコのイベントがありましたね。パチスロの曲を応援歌にしている例としては横浜「チャンステーマ1」やセガサミー「獣王」(こちらは自社のパチスロの曲ですね)などがあります。
話が脱線しましたので元に戻しましょう。加賀美実業は見ていてとても面白いチームでしたね。発作を起こすエースに、打ち出せば止まらないし打っていなくても常に一発の恐怖がつきまとう激打の打線と、エンターテイメント性も実力も抜群の高校でした。優勝おめでとうございます。予選と決勝とで異なる選手が活躍していたのも、全員で戦っている感じがしてとても良かったですね。
神速高校
選曲:日本ハム「チキチキバンバン」
最後まで悩んだ一曲です。神速らしい足要素の入ったチャンステーマにしたかったのですが、あんまりそういうのって無いんですよね。苦肉の策として「頑張れ僕らのファイターズ 走れ速く」の歌詞があるチキチキバンバンを採用しました。
この曲は童謡という括りに入るみたいですが、この曲に限らず日本ハムのチャンステーマは選曲が面白いですよね。「北の国から」「ジンギスカン」のような、北海道要素のある曲から「酔いどれマーチ」のような少しネタ要素のある曲まで幅広く採用していますが、どれもしっかりと応援歌らしくカッコ良く仕上がっているのが素晴らしいです。
本戦でも神速らしさを発揮してくれましたね。走力を活かした守備範囲の広さ・機動力の高さは期待通りでしたが、加えてエース不破くんの快投がチームを常に支えました。また、試合中も試合以外の場面でも、葛葉さんの一言が盛り上げに非常に買っていたように思います。アンジュさんと同じくらい試合をよく楽しんでいたように思えました(この2チームの結果が少し悲しいですが)。
にじさんじ甲子園、面白かったですね。僕はにじさんじも野球も好きですが、何よりも応援歌が好きなので、布教活動の一環みたいな感じで動画を作りました。慣れないことをしたもんで意外と疲れました。打ち込み大変だなぁ。
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ほな、また…
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