オカルト系の本紹介②「魔女の12ヵ月」
皆さんご機嫌うるわしゅう。
今回はオカルト本紹介の2回目。
あとこの記事自体を書くのも2回目です。
不具合で書きかけの記事を消してしまいました。
すごいふざけて書いていて楽しかったのですが、あのテンションをまたぶり返さないといけないのは辛い。
なのでもう普通に行きます。あい。
今回ご紹介する本は「魔女の12ヵ月」という本。
オカルト本というか、ライフスタイル本に近い内容です。魔女に興味がある方はもちろん、ハーブやアロマ、生活の中で手作りをするのが好きな方にもすごいおすすめの本です。
いやあでもけっこう知ってる人いるかなあ。Amazonでも評価高かった本です。
いつもBOOKOFFやAmazonの古本ばかり買う私でも、新品ピカピカで買うくらい欲しかった本。
タイトル通り、魔女と呼ばれる人が、1年をどう生活しているのか、その工夫や実践方法が詳しく書いてあります。
ハーブについてや、その月に合う料理、手仕事、お茶、コラムなど盛りだくさん。
「杖で呪文を唱え奇跡を起こす‼」
みたいなうさんくさい方法が載っているわけではないですが、
季節を活かした日々の楽しみ方を自分も実戦することで、「魔女」という存在について
「自然と共に生き、創意工夫しながら暮らし、周りを幸せにさせてきた存在だったのかな」
と、改めて認識させられる、奥の深い本になっています。
ちょうど、アメリカの絵本作家のターシャ・テューダーさんや、イギリスのベニシア・スタンリー・スミスさんに当てはまりそうですね。
そして、魔女が実践してきたことを現代の私たちでもできるように紹介してあるので
「今、アチシ、魔女かもしれない…」
と実感させられること間違いなし。
表紙も明るい黄色でかわいいです。中身もところどころイラストがついていて、ぱらぱらめくるだけでも、なんか癒されます。
本当の魔女は、決して人を呪うようなディズニーヴィランみたいな存在ではなく、かつてはお医者さんや薬屋さん、カウンセラーなどの相談員みたいな存在だったのだと思います。
その村に一人いる駆け込み寺みたいな。
16〜17世紀に最も盛んだったとされる、キリスト教による有名な迫害行為に「魔女狩り」があります。この時にキリスト教が広めまくったのが、まさにディズニーに出てくるような魔女像だったそうです。悪魔と契約し、人や家畜などを呪う存在。この宣伝があまりに広まったために、本当に悪魔と契約して魔力を得ようとする中二病患者が出てきてしまったのだとか。皮肉なものですね。
この本は12ヶ月分の魔女の暮らし方が載っているので、一年中飽きないのが良いところ。ホグワーツから手紙が届かなくて、マグルの世界で細々と魔女を研究している私みたいな隠れ魔女にとっては、最高の教科書です。
追記:ちなみに、最近この本の新しいシリーズが出たようです。
「魔女のシークレット・ガーデン」という本です。
これもすごーく読んでみたい!ガーデニングに最近興味があるので、ドンピシャな感じ!