1月27日 厳しい現実 勝ち
今日はライブに行く予定があった
一人でライブに行った事が無かったから朝起きた時からワクワクのるんるんでお洋服決めた
バッグを入れ替え、化粧をして外を出た
自転車にのっていつも容赦なく顔に吹き荒れる強風も今日はウザくなかった
電車に乗っている間はずっと本を読んでいた。
電車に差し込む日の光がついたり消えたりして本を照らしている
日の光のかくれんぼだ。
とても眩しく目を開けられない強いあの光。
嫌いだったけど今だけは少し好きになれそう
今心に感触があるならぷるぷる弾力のあるスライムだろう。
無事ライブ会場に着いた。
ラッパーさん達めちゃ怖過ぎて足がガクガク震えた。動揺で頼んだグラスを倒して割ってしまった。
始まる前はこんなんだったが始まったらずっと楽しかった。
気づいたら全力で体が揺れていた。
いつも自分が悩んでいた事を代弁して言っていて凄く嬉しかった。
よく自分ウケで生きようって言うけど現実はそんなに簡単じゃなくて冷ややかな目を向けられる事があまりにも多くて辛かった。
最初は『普通の人』として向けられていた視線が『異常者』を見る視線に変わる。
その度に僕は僕自身が分からなくなる。
僕の好きな物でさえ間違いに感じてしまってこの世で息も出来なくなる。
この世に存在する素晴らしい物すべて僕自身の存在のせいで全部駄目にしてしまう。
僕は僕自身の存在が憎い。
だから僕自身の存在が憎いと思わなくなるように生きようと思う。
音楽でこの世に貢献したい。
そう思える有意義な休日だった。
今日の勝敗‥勝ち