~ 革は代わりに怪我してくれる→お革りな ~
子どもへの愛をうたって色々作っていたのが今や完全に脱線。大人の履き物、革パンが破れたのを機に”禁断の素材”でぬぐみさん。レザークラフト用の道具など無いので、普通の針と糸で縫ったら糸は革にこすれて切れるし、針も一回折れた。力が入るので勿論指も痛かった。
バイクに乗る人たちが革パンを履く(夏でも!)のは、革の繊維の結合が非常に強くて、万一転倒してアスファルトに擦れてもそう簡単に破れないから。バイク乗りはちょっとカッコつけて「事故っても革だと代わりに怪我してくれるぜ」とか「革ジャンは(革パンは)俺の第二の皮膚」なんて言うことがある。だから本職のバイクレーサーもサーキットで着るのは革つなぎ。
ロケンロールの人が着たり履いたりしているのは、知らん。
でも今回革パンが破れたのはバイクはまあバイクだけど”自転車”でずっこけて膝をやったからだった。ハサミで切るのも、縫うのも苦労した上、白いボタンがなくてちょっと茶色がかったものをバッテン縫いしたので、妙に凄んでいるような表情になった。
革で出来たオカリナみたいな形なので「お革りな」と名付けられました。ちなみに動物から剥いだだけの生のやつは「皮」、なめしの工程を経たものは「革」…「革命」が「なめしがわいのち」なのはなぜなのか???
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