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【スウェーデン生活】大晦日はこれ「伯爵夫人と使用人」

はじめに、能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。また救助に関わる方々のご安全をお祈りしています。

さて、「伯爵夫人と使用人(Grevinnan och betjänten)」とは、大晦日に公共テレビ局であるSVTが放送する短編映画である。英語なのでスウェーデン映画ではない。
内容は大晦日とは全く関係がない。伯爵夫人の90歳の誕生日を祝う食事会での使用人とのやりとりなのである。普通じゃないのは招かれている人たちの席には誰も座っていない。全員故人なのだ。伯爵夫人がそれらの招待客の名前を呼び順番に乾杯をするのだが、飲み物を注いで回る使用人がその全部のグラスも空けていってしまいには千鳥足になり、ロレツも回らなくなっていくという流れ。
その際使用人が ”The same procedure as last year, Miss Sophie?” と聞き、伯爵夫人が”The same procedure as every year, James!”とお決まりのセリフを言う。
最後にはちょっとしたオチもあるがそれには触れないでおこう。
毎年見たいと思うほど面白いわけではない。が、惰性で見てしまうのだ。これを見ると大晦日という雰囲気になる。

16歳の娘は「大晦日に家にいてもつまらん番組見て偽シャンペン飲んで花火見るだけ。」なので友人宅へ行ってしまった。。。
何かもっと楽しく過ごす時間を考えた方が良さそうだ。



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