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【スウェーデン生活】イースター/復活祭についての認識のなさ。。。私のこと

今日は3月29日、lång fredag(聖金曜日)である。スウェーデンは今日から来週1週間、学校は復活祭の休暇に入る。事情があって本日夜から夫と息子は義母の家へ行くことになっていたので、私と娘を含む家族4人で早い夕食を取ることにした。いただきますの代わりに、私が「glad påsk!(ハッピーイースター)」と言ったらみんながポカンとした。17年住んできて初めて(な気がする)食事の前に言ってみたがタイミングを間違えたのか?
息子が「今日はみんなで悲しむ日なんだよ。キリストが亡くなった日だから。」そうか、じゃあいつ祝うのだと聞いたら「3日後じゃない?復活する日。」
そりゃそうだ。亡くなった日に祝ったりしないだろう。認識不足が恥ずかしくなった。
でも3日後ってことは月曜日?日曜日がpåskdagen(復活祭)だよね?巷では皆”glad påsk!”と昨日も今日も言いまくってるし訳がわからないのだが、夫からも明確な返答をもらえず、子供時代はぼやっと過ごしてきたのかなと想像し、そういう事にしておいた。娘は何か言っていたが、それって〇〇の話じゃないの?と言われており、的外れだったのかなと想像した。よく分からなかったが、スルーした。要するに家族全員曖昧な認識だったのだ。
夫は一応洗礼を受けているが、敬虔なキリスト教信者ではない。結婚式は教会であげたが、その後はお葬式に参列した以外教会に出向いたことはないと思う。そんなスウェーデン人は多いようだ。感覚的には、私が仏教徒であるみたいなものなのだろうという気がする。

私たちは今まで復活祭にちょっとした料理を作る事はあったが、いわゆるpåskäggsjakt (エッグハント)で子供たちを喜ばせることをしたことがなかった。なぜかというと、スウェーデンの文化や慣習などについては夫の方に計画してもらいたかった。私から率先してやることがなんとなくいやだったのだ。
エッグハントとは、お菓子がたくさん詰まった卵をどこかに隠し、それを子供が探すと言う子供にとってはとっても楽しみな行事である。先日もう既にティーンエイジャーの娘から、小さい頃、エッグハントを1度もしたことがなかったことに今更ながら言われてしまった。ということで、今年はお菓子が入った卵を2つ用意し、夫は外に隠すものだと言ったが、子供たちの希望通り家の中に隠した。探し物が下手な2人は案の定、ヒントなしに探し出せず、見つけた時は小さい子供のように嬉しそうだった。夫がやるべきなどというような私の勝手な期待をさっさと捨て、もっと小さい頃にやってあげれば良かったな。

空の卵がいろんな所で売られている。お菓子は自分で詰める。


イースターの時はこんなケーキも。黄色が目立つ。

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