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真鍮オリジナル香立作成過程(Wax入門者向け)

はい(*´∀`)♪
皆さん、残暑厳しい中、お元気にお過ごしでしょうか?

普段は、何か作るというと、銅板ばかり叩いてる私ですが。

(と、言いつつnoteさんではあまりその記事もまとめてませんね。まぁ、その内書いて公開したいです)

銅を叩くだけでは出来ないモノを作る事もあるのです。

その様子を、少しだけご紹介しますよ…
(*゚∀゚*)

ちなみに、この記事は、金属工芸を全く知らない人向けに書いてるつもりですが、わからない箇所など有りましたら、どしどしコメント📝下さい。

さて、前置きをした所で、早速作っていきましょう。

まずは、粘土など使って、イメージの具現化から始めます。

粘土の時が多いですが、紙を使ったりします。

たまに、いきなり作り出したりしますが、よっぽど空間認知能力が優れて無いと、大体失敗するので、ものづくりにおいては、試作品、かなり重要ですね…
(꒪ཀ꒪)و⁾⁾

という事で、まずは粘土で作るもののカタチを探っていきます。

粘土モデルで形を考え
サイズ感を確認

今回は、ロストワックスと言って、蝋燭🕯️の様な素材で原型を作り、それを金属に鋳造する方法で作るので、Waxと呼ばれる素材を使います。

Waxには、一般に流通してる色として、主に青・緑・紫が有りますが、かたさが違うので、用途や好みに寄って使いわけます。

そして、このWaxを耐熱性のモノに埋め、熱でWax部分をロスト(消滅)させた所に、熱した金属を流し込んで作るので、ロストワックス…と呼ばれるのです。

(その辺の詳細や、実際作ってみたい方は、是非私の仕事依頼などご覧になって、条件が合いそうでしたら、ご依頼をお願いします)

作った粘土モデルより大きい素材を使って作っていきます。

今回は青いWaxで原型製作
粘土モデルに近い大きさにざっくり切り取り
まずは粘土モデルが収まる立方体を作成
角を削り、カタチを近づけていく
粘土モデルはまん丸だが、今回は楕円型にする事に
だいぶ出来てきた

この間に、紙やすりやスポンジヤスリで、荒いキズを無くす工程が入ります。

…が、画像が無いので、想像💭で補って下さい…
(・∀・)

あと、ストッキングや、ワックスフィニッシュという謎液を使ってます。

(詳細を知りたい方や、実際やってみたい方は、是非仕事依頼をご覧になり(以下略))

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