演劇のこと。
最近でこそ、THE CONVOY SHOWやシアターキューブリックのお手伝いをさせていただいている訳ですが、私自身は観劇についてはまだまだ歴が浅く演劇界のことは日々勉強です。
THE CONVOY SHOWは30年以上続く老舗のカンパニーですから、勿論お名前は前々から知っていましたし、周囲のミュージシャンたちはずっと以前から楽曲提供や音楽制作などでご一緒していました。私がお仕事として関わらせていただいたのは「LAST赤プリ」の辺りからです。
その後「Nez Channel vol.1」公演で今村ねずみさんと、田中直樹・沼井雅之が「n/」として関わらせていただき、以来多くの公演の音楽制作として携わらせていただいてきました。
対してシアターキューブリックについては、こちらも今年で20年となる劇団なのですが、私が知ったのはオオゼキタクさんがきっかけでした。
ローカル鉄道演劇のCD制作をするにあたって、シアターキューブリックの緑川憲仁さんをご紹介いただき、2018年5月の「いろんな風〜ローカル鉄道演劇のうた〜」CDレコ発LIVEでも劇団員の皆さまに参加していただいたりして、交流が始まりました。
2018年7月の「銚電スリーナイン〜Return to the roots〜」にCD販売スタッフとして参加。現場のスタッフワークの中で制作補佐的な役割をすることになり、銚子で(時に泊まりで)座組の皆とご一緒しました。その後の11月「十二階のカムパネルラ」に制作協力で正式にお仕事を請け負うこととなり、現在に至ります。
昨今の新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、この2つの団体が主催する公演がどちらも延期となりました。
『幸せな孤独な薔薇』は制作として、
『Nez Channel vol.6』はn/で音楽として参加させていただく公演です。
どちらも私に延期決定の連絡をいただいたのは4月頭でした。
見えない敵が憎たらしいですが、延期は賢明な判断だったと思います。
お客様は当然ですが、キャスト、スタッフ、そして作品が、護られたんだなと感じました。
せっかくの素敵な作品を、演じる側も、受け取っていただくお客様にも、何の不安もない状態で出来ないのは切ないことです。
かといって、製作陣が判断するまでの苦悩や、延期決定後のやらねばならぬことの多さ、また金銭面も想像すると、もし自分がその立場なら?出来ることは何だろうな等と考えさせられます。
安心して出歩ける状況が訪れた先に、皆様にお届けできるよう、今自分に出来ることを粛々と取り組んでいこうと思います。
ヘッダーは二つの公演が延期決定した日の帰り道で見上げた夜桜。
あの時の想いは忘れない。
あっ
シアターキューブリックは延期公演の応援グッズ販売をスタートさせました!!
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ブロマイドはキャスト支援にもなるとのこと。
劇団と俳優たちを応援してくださいませっ!