卒団ブログ #29鈴木翔
引退ブログ
お疲れ様です。英文学科4年の鈴木翔です。
まず初めに、平素より日本大学文理学部サッカー部の活動にご理解、ご支援をしてくださっているOB、OG、選手の保護者、関係者の方々に深く感謝を申し上げます。
毎年この時期になると4年生のBBSを読んでいたのですが、自分が書く側になったと考えると本当にあっという間だなと感じます。
自分がこのチームに入った経緯は大学でもちゃんとサッカーをやりたいという思いがあり、父がOBという事もありチョンボーズの存在を知っていたので何度か見学や体験をした後に入部する事を決めたという感じです。
最初はグラウンドでサッカーができるというワクワク感と大学サッカーへの期待感で溢れていました。しかし、いざ入部してみれば全然上手くいかず失敗ばかりで、大学サッカーの事を知らない自分からしたら戸惑う事もたくさんありました。そういう事が積み重なり、徐々にこのチームでサッカーをする事の楽しさが知らず知らずのうちに薄れていってしまっていました。今思えばそもそも1年生だし、上手くいかなくて当たり前くらいの気持ちでいれば良かったと思います。ちゃんと目的、目標を持ちそれに向かって行動して最終的に成功すれば失敗は過程になります。だから本来失敗なんてないのかもしれません。1番良くないのは何もしない事です。失敗も成功も行動を起こした結果という意味では同じです。しかし行動しない事には何も始まりません。自分は今でももっと行動しとけば良かった思う事があるので、後輩の皆さんには恐れずどんどん行動に移していって欲しいです。動けば誰かが応えてくれるし、間違った方向に行きそうな時は止めてくれると思います。このチームにはそういう仲間が沢山いると思います。他にも自分はサッカーを通して自分にベクトルを向けるの事の大切さを学びました。もちろん不満など全くなかった訳じゃないけど、まずは自分に目を向け、自分自身がまずどうすればいいかという事を先に考えるようになりました。サッカーに限らずですが、結局全ては自分次第だと思います。周りのせいにしたり、他人をどうこう言うのは簡単です。でも、自分で考えまずは自分が変わろうとするのが1番の近道だと思います。
また、コミュニケーションがあまり得意でない自分は中々チームメイトと意思疎通ができなかったり、変に気を遣い自分の意見を言えなかったりしました。特に自分は先輩との関わりが上手くないので、先輩の方が多い1年生の時は中々チームに馴染む事ができてなかっと思います。でも話せば面白くて良い人達ばかりだし、何よりチームやサッカーに対して人一倍強い思いや、自分の考えを持っている人が多いと感じました。先輩だけではく後輩や同期でもこの人はこんな考え持ってるんだとかこういう一面あったんだと思う事もありました。やっぱり自分から一歩踏み出し、他者のことを知ろうとしたり、理解しようとする事が大切だと感じました。
コロナ期間となった3,4年の時は正直モチベーションを保つだけで精一杯な時もありました。グラウンドでボールを蹴る事に1番の楽しみを見出していた自分にとって練習も試合もできないのはかなり辛かったです。このまま終わってしまうのかとかもういっそ辞めた方がいいのではないかと思う時もありました。それこそコロナ前はほぼ遅刻欠席せずに活動に参加してたのにここまで気持ちがのらなかったのは初めてでした。それでも最後までやり切る事ができたのはやはりサッカーが好きという気持ちが自分にまだあったのと同期の4年生の存在があったからだと思います。1番長い時間を一緒にサッカーし、色んな事を経験してきた4年生の皆と最後までやりきりたいという思いがあったりや再開に向けて諦めず動き続ける皆の姿に刺激を受けたりしました。4年生の皆は自分にとって本当に誇れる仲間だし、多分このチームに入ってなければ皆みたいな面白い奴らには出会えなかったと思います。このチームでの同期が今の4年生で本当に良かったし、皆には感謝しかありません。
自分にとって大学4年間のサッカーは決して順風満帆なものではなかったかもしれません。しかし、このチームでの4年間の中で自分の財産となる経験が沢山出来たことは間違いありません。このチームに入った事は自分の大学4年間を確実に面白く、有意義なものにしてくれました。そして何より大学でもしっかりサッカーに取り組めた事はとても幸せでした。大学4年間では悔しさ、上手いかない事のが多かったけど、それら全てを糧にしてこの先の人生ではこのチームの誰よりも輝けるよう頑張ります。
最後にコロナで長期間練習や試合がまともに出来なかったけど、僕ら4年生にはなかった練習や試合ができる1〜2年間が後輩の皆さんにはあると思うのでその時間を無駄にせず頑張って下さい!
拙い文章で申し訳ありませんが、最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
4年間本当にありがとうございました。卒団してもこのチームの事ずっと応援してます!
29 鈴木 翔