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行間を読む

こんにちは。

今回のブログリレーを担当させていただきます、日本大学文理学部・国文学科2年の川端です。

文学を取り扱う学科なので読書レポートや論文に対する意見をまとめたものなどを課題で出されることが多いのですが、それらの「何千字以上で」とか様々な指定をされている中で文章を考えるよりも、こうしたブログなどで自由に述べる方が、なかなか難しいですね。

前回ブログを書いてくださって偉大な佐藤翔先輩からバトンを渡されましたが、このようなブログを書くのは初めてなので心にゆとりを持ってお付き合いください。
 
皆さんは小説を読むときは何を読んでいるでしょうか。これに対する答えは当然の如く「文章」となるでしょう。逆に他に何があるのか、と。

私もそう思います。小説とはそこに書いてある「文章」を読み、そのストーリーを楽しむものであるというのが私の考えです。

しかしながら、そういう考えを持った上で小説の「文章」という示されたもの以外を読むということはとても重要で面白いことなのだと私は思います。

ここで「文章」以外とは何かという問いに私が答えるならば 「行間」 ということになるでしょう。私のとあるSNSのアカウントの一言は「行間を読む」という言葉ですが、それはある小説の登場人物のセリフの中にあった言葉です。

「行間」とは書いて字の如く行の間、何も書いてないスペースのことを指します。ここを読むと言われてもますます意味が分からないように感じるかもしれませんが、もちろん馬鹿正直にこのスペースを読むわけではありません。「行間」を読むということは文章には書かれていないことを読み取るということです。想像すること、とも言えるかもしれません。

「行間」から何を読み取るかは人それぞれだと思うので具体的にどういうものかは明言できないのですが、ぼやっとしたものでもいいので「文章」以外のことを想像してみると本を読むという行為がさらに面白くなる……事があるかもしれません。

「行間を読む」というのは必ずしも小説を読むときだけに限られた話ではないと思います。特にサッカーでは示されたもの以外を読み取り、プレーを選択するということはよくあるのではないでしょうか。今後も様々な面で「行間を読む」ということを実践して行けたらいいなと思います。


以上、最後までお付き合いくださりありがとうございました。
自由に述べさせていただきましたが読み返してみると少し方向性が違う気がしなくもないです。

チームとしてそして個人として今できることに継続して取り組んでいきますので今後とも応援よろしくお願いいたします。


次回は速さと体力、親しみやすさに定評のある先輩、渡邉峻介選手がお送りいたします。

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