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自分らしくあれ

平素よりお世話になっております。今回ブログを担当させて頂きます、日本大学文理学部社会学科3年の渡邉峻介です。このような機会で自分の事を書くことがこれまでなく、とても緊張しております。拙い文章ではございますが、最後まで読んで頂けると幸いです。


いきなりですが、皆さんは「自分らしく」日々を過ごしていますでしょうか? そもそも、「自分らしさ」とは一体何なのでしょうか?


「自分らしくあれ」

これは私が常に心に持ち続けている想いです。いつからと聞かれたら、小学生の時くらいからですかね。とは言っても、小学生の頃は明確に「自分らしくあれ」と言った想いはなく、ただそういった性格だったのだと思います。明確にこの想いを持ち始めたのは、中学3年生の時にあるアニメと出会ったこときっかけです。歳を重ねるにつれ、この言葉の捉え方や感覚に多少の違いはありますが、昔からずっと持ち続けてきた想いです。
今回はこの想いについて語らせて頂きます。

私は、小学1年生の夏にサッカーを始めました。もともと何かにハマると没頭しやすい性格をしていた私は、サッカーと出会ってからというもの、ひたすらボールを蹴りまくりました。休みの日は、公園や学校の校庭開放に行ってボールを蹴りました。中学生の時も同様、ボールを蹴るのが好きでたまらず、誰よりも早く行って準備を済ませ、ボールを蹴っていました。当時の私を一言で例えるなら、「サッカー小僧」でした。なにしろボール蹴るのが楽しく、うまくなりたくて、友達の誘いを断って1人でボールを蹴ったり、友達がスマホやテレビゲームをしている時も、1人でボールを蹴りに外へ行くような人間でありました。正直、ボール蹴る事は楽しいし、うまくなれる1番の方法だと思うので、友達が付き合ってくれないのが不思議と思ってた時期もあり、結構悩んでました。

まぁそんな話はさておき、そのような寂しい人生の中で、中学3年生の時に出会ったアニメが、「ベイビーステップ」でした。これはテニスの話で、素人の主人公が努力して上手くなっていくって感じのストーリーです。

私がこのアニメに感化された訳は、主題歌にありました。主題歌だったのは、阿部真央さんの「Believe in yourself」でした。意味は「あなた自身(自分)を信じろ」。この曲はタイトルも歌詞も全部良い!本当に全部紹介したい!でもそれは長すぎるので、本当に一部分だけ紹介しますね。皆さんぜひ聴いてみて下さい!
私にとって特に響いた歌詞は「自分を諦めず生きた日々を悔いなく終わる命でありたい」の部分です。
大抵の人は、周りの視線を気にすることがあると思います。私もそうです。なんなら、実際のところ今もめっちゃ気にします。それでも、この歌は私に勇気をくれました。1人でボールを蹴り続ける自分を肯定してくれている気がしました。だって人生は1度きりですから。悔いなく終わりたいに決まってる!ここから、私は周りを気にすることはあっても、自分で決めたことには自信を持とうと思うようになりました。

そして高校に入学。ここから3年間頑張ろうと決意し、サッカー部に入部。しかし、そこには地獄が待っていました。
なにしろ、(一部の)先輩が怖すぎ!そして練習でめちゃ走るやん!
あ、もちろん、私の高校は強豪でもなんでもなかったため、強豪から見れば上下関係の厳しさも走りの量も大したことなかったかもしれません。私はこれまで厳しい上下関係ともラントレとも無縁だったため、とても驚きました。

当時の私は、チーム内で飛び抜けたテクニックも無ければ体力も無い。つまり、無力。サッカーをするのは楽しかったけど、自信は全くなく、なんだか虚しい日々が続きました。高校に入り勉強にもそれなりに手を回さないと行けなくなり、自主的にボールを蹴る機会が減りました。そんな中で意識したのが、当たり前のことではありますが、「無駄にしない」ということです。私は朝早く学校に行く癖があったので、テスト期間と雨の日以外はほぼ毎日、自主練として毎朝グラウンドでボールを蹴りました。実際自主練とはいっても、ただ好きなようにボールをける程度。それでも、けらないよりは絶対けったほうがいいと思い、朝練に付き合ってくれる人は少なかったけど、自分を信じやり続けました。また、練習内で行うラントレ。きつくて何度これに殺されかけたことか。周りの人も文句ばっか。もちろん自分も。それでも私は、全てに全力を捧げました。顧問がいない日も、本数やタイムを偽ることなくやり抜きました。きっと、チームメイトの中には私の事を小馬鹿にしていた人もいたかもしれません。それでも、私はこれが自分にとって1番であると感じたから、自分を諦めたくないから、全力で走ってました。
そのおかげで、高校1年の冬が明けると、気づけばチーム1.2を争うほどの体力がついてました。ほんとに急にでびっくり。でも、本当に嬉しかった。この時やっと自分を信じてよかったと思いました。

さらに、私は積極的に顧問と関わり、自分の印象をよくしようと努めました(なんか聞こえが悪いな)。でも、これは私個人のためでもありましたが、チームのためでもありました。
先ほども述べたように、ラントレがきつかったり、微妙に理不尽な点があったりするなどで、特に自分の代では1年の頃は顧問と話すのが苦手な人が多かったです。そのため、自分を売るチャンスだとも思い、積極的に関わりいきました。

やばい長いすぎる。話飛ばします。(笑)

まぁとりあえず、聞こえが悪いですが、走れるようになった事、そして顧問と良い関係を築けたことで、私は試合に出れるようになりました。
このことで、チームメイトの中では不満を言う人もいたでしょう。私も「自分でいいのかな?」と思わなくもなかったですが、そんな周りのことを気にしてる余裕もなかったので。
大学に入っても、165しかない身長の中、とりあえず走れること、後は、気に入られたこと?を理由に1年の頃から試合に出せてもらえました。


ここからが私が1番伝えたかったことです(⁉️)
皆さんの中には、先程までの私の話を聞き、「なんだ、ただのイェスマンか」と思った人もいるかもしれません。
私はめちゃめちゃ自分の意見を言うし、時には反論とかもします。なので、イェスマンなのかと聞かれたら違うと答えますが、側からみたらイェスマンなのかもしれません。

ではここで一つ言わせて頂きます。

「それの何が悪い!!!!」

私はイェスマンのつもりはなく、しっかり自分を持ち行動してきたので、周りからなんて言われても構いません。正直、負け犬の遠吠え、戯言程度にしか思ってません。

自分を過大評価するような言い方で申し訳無いですが、言葉の綾だと思って寛大なお心で読んで頂きたい…。
私は、上手く世の中を生きる「世渡り上手タイプ」だと思います。きっとみんなそれを感じてます。ではなぜ、みんなは私の真似をしないのでしょう?
こんな身近に「私」という成功体験の例があるのに。
明らかに私よりスペックの高い人たち。私と同じことすれば間違えなく私の代わりとなれるでしょう。なのになぜ…??

私は勝ち組だと思います。こんなに小柄で実力も無くても試合に出させてもらえたから。でも、それは運だけで片付けて欲しくないと私は思っています。私はそれ相応の努力をしています。人に気に入られるのもまた努力が必要。妬む人はその努力ができないだけ。だって、積極的に関わりにいったり、チームのために献身的に動くだけで評価って上がるんですよ。簡単じゃないですか。私との差は、それが出来ないその変なプライドです。

あまり読んでて気持ちよく無いですね。申し訳ないです。


私は「自己犠牲の塊」などと言われますが、正直そんなかっこいいいものではありません。ここまでの話でお分かりのとおり、全て「自分のため」に動いてるだけです。ですが、その「自分のため」の行動が「チームのため」であると信じています。決して自分のためだけではなく、チームに迷惑をかけるような行動を取るというわけではありません。そこだけは言わせて下さい。
自分のために動いたらそれがチームのためになる。それってめちゃめちゃいいことだと思いませんか?単純に、自分のための行動で自分の評価が上がるんですよ? これを利用しない手はないですよね!
周りからの評価だけを気にする人生なんてクソくらえです。結局人生は自分自身のものです。自分らしく生きるのが1番です。

これが私の「自分らしくあれ」の信念です!


きっと、このブログを読まれたら、私は周りからの印象も悪くなり、今まで築いてきたモノも崩れるでしょう(笑)
それでもここでこの話をさせて頂いたのは、私のブログを読み、何か影響を受け、変わってくれる人がいて欲しいと思ったからです。
私より上手い人が多いんですから、絶対その人たちの方が活躍できます。組織ももっと良い方向に進めると思います。

とは言っても、私は選手である以上試合には出たいです。だから、簡単には譲りません。これは試合だけの話ではありません。自分で言うのもなんですが、私はそれなりにチームに貢献してきて、それなりに「信頼」されていると思います。思いたいです。
だからこそ、あらゆる面において「渡邉峻介」という存在を譲りません。

なんだか矛盾してますね。それでもこれが私、「渡邉峻介」です。ご理解下さい(笑)


現在はコロナによりサッカーが出来ない状態です。収束の目処が立ってるのか立ってないのか、それも曖昧な状態であり心理的にも大きなストレスを感じていると思います。
それでも、今できることをやって、再開後に溜まってたものをエネルギーとして爆発させましょう!!


長く拙い文章で申し訳ありませんでした。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
今後とも、日本大学文理学部サッカー部のご理解とご支援の程、よろしくお願い申し上げます。


次回は、チーム1の武闘派である柵木亮佑先輩がお送りします。

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