交際3年目のしじみ味噌汁にしみじみと
1月1日(水)
\2025年/
糸満の美々ビーチで開催されたカウントダウンで年越し、0時半に帰ろうと車に乗り込むも予想以上の駐車場渋滞でしばらく文字どおり1ミリも動けなかったのでTverで『アメトーーク!運動できない芸人』を観ながら時間を潰し、2時前にようやく脱出。
「早く寝るのがもったいない」という普段なら1ミリも共感できない沖縄長男氏(同居人)の言葉も元旦だけはちょっとわかる。セブンイレブンでお酒を買い込み、お互い眠気で瀕死のまま帰宅して乾杯。なんだかんだ5時まで起きてたけど観たテレビや交わした会話は何ひとつ覚えていない。
目覚めたらお昼12時30分。よく寝た。
正月らしくダラダラと過ごして夕方から奥武山公園に行き、去年と同じく護国神社で初詣。おみくじを引いたら二人揃って大吉だった。去年は揃って庄吉だったので大層めでたいし仲は良い。
おみくじ付属の幸福アイテムは金色のカエルだった。旅行や交通安全にご利益があるらしく、来月からチェンマイに留学するわたしにベストすぎる。生きて帰ろうね。
マックスバリュでファミリーサイズのお寿司と総菜とお酒を買って、おうちでしっぽり新年会。甘エビを食べたらみるみる唇と口内が腫れあがって2025初アレルギーした。
1月2日(木)
初出勤。サービス業の年明けは早い。
前職の会社は年末10連休が当たり前だったのでギャップがすごいけど、休みの長さと初出勤の憂鬱さは比例している(当社比)ので大した問題ではなかった。
予約ボードを見ると、同じ朝番のベテランセラピストさんたちにはずらりと指名予約、わたしはゼロ指名で短めコースのご予約がぽつりと1件。比較するところじゃないと分かりつつもちょっとだけ胃がチクリチクリする。
が、年明け満員御礼。オープン直後からズババババと予約が入り、フタを開ければ7時間半ほぼぶっ通し施術。しかも、タイ古式ボディケア、オイル、フット、フェイス&ヘッド、奇跡的に全コースコンプリートとなり大変充実した。病んだときは筋トレなりランニングなり大掃除なりマッサージなり身体を動かして忘れる脳筋スタイルを大事にしたい。
夜は鍋にした。
1月3日(金)
この日も昨日に引き続きぼちぼち忙しくてありがたい。
昨日も来てくれた旅行中のファミリーがこの日もご来店で嬉しい。パパさんのフットを担当。わたしがパパさんの足ツボを押すところを幼い子氏がジーッと見ていたので「ね~パパの足だね~」と事実でしかない声かけをした。
夜は沖縄長男氏が実家に出動したので、糸こんの卵とじ、白菜の浅漬け、冷奴でひとり晩酌しながらアニメ『ブルーロック』2期最終回を観る。主人公が主人公ムーブするのは分かりきっていたのに、いざしたらしたで興奮しすぎて劇中の観客ともども「ウオオオオオォォォォォォ」と叫んでしまった。楽しい。
酒とつまみを買い込んで帰ってきた沖縄長男氏に付き合って2次会。
1月4日(土)
打って変わってこの日はお客さんが少なかった。でもリピート指名してくれてるお客さんが2025初来店してくれて本当にありがたいですナムナム。
この日もひとり晩酌DAYなので、愛してやまない『琉珉珉』の餃子を買って12個全部焼いた。沖縄で市販の餃子を買うなら俄然『琉珉珉』がおすすめ。肉と肉汁の量が他とはダンチです。
1月5日(日)
この日はご予約3件担当。空き時間もちょこちょこあったので、先輩セラピストさんの身体を借りて横向き肩甲骨の施術を練習させてもらう。
『Dr.ストレッチ』の広告で観るような、肩甲骨を持ち上げて引きはがすようなやつを試してみたところ「それもアリですし、これも気持ちいいですよ」と先輩がしてくれた肩甲骨キワキワのシンプル親指指圧が気持ちよすぎて昇天。さっそく施術で使った。
帰宅すると、沖縄長男氏がしじみの味噌汁を作ってくれていた。(大事件につき太文字)
彼と交際してもうすぐ丸3年になるが、彼の自炊メニューをいただくのはマジの初。わたしは料理が苦じゃないし、彼は料理以外の家事を率先してやってくれるので大して不満はなかったが(にしても、ここまで料理しないとはな!)と思わないことがないこともないこともなかった。
そんな彼のサプライズ味噌汁を前に「ありがとう」より先に「ど、どないしたん……?」が口をついてシンプルに失礼。
曰く「おかあがしじみくれたから作った。今年の長男は一味違う」とドヤ顔長男氏。しじみの出汁が効いたみそ汁はしみじみと美味い。
アニメ『チ。』最新回を観て毎度のことながら息を忘れた。
今回は出だしの展開が辛すぎたのと、終わりがけの「次は、俺なのか?」の俺がまったく予想してなかった俺だったのと。いつもエンディングイントロが流れたところで「…………っはぁぁぁぁぁあ!」と呼吸を思い出す。
寝る前にマンガアプリをダラダラ徘徊し、お笑いをテーマにしたマンガ『ショーハショーテン!』を久々に読んだらあまりにも展開が胸アツすぎて気づけば最新刊までの続刊全部購入、夜中2時まで目ギンギンで読みふけった。
今は『笑-1グランプリ甲子園』という高校生版M-1みたいな賞レース決勝回。主役もヒールも好敵手も色モノも陰キャも陽キャももれなくキャラが濃くて応援したくなるし敗退シーンはほぼ泣いた。
しゃべくり、コント、Wボケ、マヂラブ的な珍獣ムーブ、全コンビ全ネタしっかり個性が立ってるうえにちゃんと面白いのがすごい。お笑いを愛する原作者の朝倉先生と、とにかく毎度作画が良すぎる安心と信頼の小畑先生。こちらはこちらで最強コンビ。
次巻はいよいよ主人公コンビ『天頂片道切符』の出番。伏線と前フリがすでにパンッパンに膨張しているので期待値が青天井です。