【日記】2025.01.08.~01.14.
●1月8日 水曜日
昨年末ぶりにおばあちゃんに会ってきた。
おばあちゃんは今、施設で過ごしている。年なりに体調は少しずつ悪くなっていたものの、年越しの瞬間を自宅以外で過ごしたのは初めてのことだ。
時折家族によこす電話は、内容が支離滅裂ぎみだったり体調が思わしくなさそうな時もあったりで心配だったけど、久しぶりに会ったおばあちゃんの顔色は思いのほかよくて、少しだけ安心した。
90歳を超え、一般的な感覚で言えばおばあちゃんはいつ人生を終えてもおかしくないんだ。実際に体調もいいとは言えない。
そんなおばあちゃんにいつまでも元気でね、というのはこちら側のエゴなんだろうか。と思って、別れ際は心の中でおばあちゃん元気でね、とつぶやいた。
●1月9日 木曜日
仙台は今シーズン初のまともな積雪になるのかな?少なくとも、わたしのうちの周りでは初めてのことだ。
わたしの住んでいるところは命の危機に瀕するほどの雪が降るわけではないけど、たまの積雪では相応に雪かきが必要になる。
一軒家が多いこの住宅地では確実に高齢化が進んでおり、うちの雪かき担当エリアが増えていて地味に大変。そう考えると、雪下ろしなどが必要なレベルの地域っていうのはほんとうに大変だよねえ……頭が上がらない。
体調不良を押して行った初売りの戦利品をやっと写真に撮った。
単なる記録用だったけど、noteにもまとめておこうかな。
お正月が少しずつ着実に終わっていく。さみしいね。
●1月10日 金曜日
紙の一言日記には「無日(むび)」と書いていた。
特に何もない日である。
たしかこの日も雪が降って、急を要する外出がなかったからおとなしくおうちに籠っていたような気がする。
しつこく掘り返して申し訳ないのだけど、年末年始は体調を崩していて、そんで、とにかく体調が不良前の100%の状態に戻らなくて困っている。
朝はそこそこの時間に起床するけど、午後3時頃には体力ゲージが限りなくゼロに近づいて、夜ご飯の支度前に昼寝をしないことができない。
つくづく無職で助かった(?)。いや全然助かってない。
人間的&社会的な生活を営める自信をどんどん失っちゃう。うわーん。
●1月11日 土曜日
新年初、大親友と遊んだ。
年明けすぐに、新年会と称して焼肉を食べるのがここ何年かの恒例行事。
今年はお互い体調が万全でなく当初の予日程からは後ろ倒しになってしまったけど、無事開催できてSo Happy。
親友と遊ぶのはとても楽しくて、わたしにはその親友以外まともに遊ぶ友達はいないのでとてもありがたい機会である。しかし親友は仕事のつながりでも学生時代のつながりでも知り合いが多くて、わたしは親友にとって単なるワンオブゼムかもしれない。所詮のワンオブゼム。
ということをふと考えてしまう激重フレンド。
とても楽しかったのでよしとしましょう。
●1月12日 日曜日
終わりかけのバーゲンを覗くべく、久々に母とお出かけ。
買い物は楽しいし、おいしいランチもいただけて大満足。
お外ランチの定番(?)として名高いパスタ、何の気なしに食べるときもあったけど、プロが作ったパスタが普通に新鮮においしくてなんだか染みた。
よく、主婦の方というかおうちで食事作りの役目を担っている人が、「人の作ったご飯が食べたい」って言うことがあるけど、そんなかんじでプロの作ったご飯が食べたかったんだなわたしは、と思った。自覚はなかったけど。
おいしいご飯を食べられる瞬間、プライスレス。
夜は今期いちばん楽しみにしていたドラマ「ホットスポット」が始まった。
架空OL日記、ブラッシュアップライフ、侵入者たちの晩餐……
バカリズム脚本の映像作品がすきで、特にとりとめがないけどどこか親近感のある会話劇が展開される作品がだいすきで、今回もでっかい期待を寄せて視聴。
第1話は衝撃的な展開ながら作品をまとう空気は温泉に浸かっているようなほのぼのローテンションで、同僚や幼馴染との会話は安定のバカリズム節を楽しめて、すっごく面白かった。継続視聴決定です。
市川実日子さん、真っ赤なホテルフロントの制服と口紅がお似合いで、ほんとうにお洒落オーラが全身から漂っている。通勤時に着てた紫のアウターもかわいかったよ~……どこのブランドなんだろう。
●1月13日 月曜日
連休最終日らしく、家でゆったり過ごした。
まあ無職だから万年連休なんですけど(^_-)本音。
ほんとうに体力が落ちちゃった。コロナ明けすぐに社会復帰されている皆さんを心の底から尊敬する。
何の気なしにネットサーフィンをしていたら、欲しいお財布に出会ってしまった。
変えない金額ではないけど決して安くはない。ポップな見た目に関して本革で、10年以上使えるものとのこと……。
機が熟した瞬間に購入するべきか、世の中から在庫が消えてしまう前に確保してしまうべきか、めちゃくちゃ悩む。
●1月14日 火曜日
どんと祭(さい)は、宮城県以外ではメジャーな行事ではないらしい。
というわけで、毎年恒例、役目を終えたお正月飾りを持って近所の神社に向かったのであった。今年はド平日だったけど、火入れが始まってから向かったのでなかなかの人込みだった。
でかい火がお祭りの目玉ってなんかすごい、冷静に考えるととてもプリミティブな催しだよね。消防車を待機させてでかい火を焚いている、ってなんかすごいことだ。
でもえらいもんで、でかい火ってとんでもないパワーで、そのパワーを目の前にすると、煩悩とか邪心みたいなのがスッと焼き尽くされるかも、と思っちゃったりもする。
メインは火とはいえ、どんと祭は「お正月飾りを燃やす」ことも大きな目的だから、火入れ前にお飾りを神社に預けておくこともできるんだけど、やっぱりどんと祭は火がごうごうと燃えているさまを直接拝みたいものだ。
これでお正月というものは本格的におわり。
今年は災難つづきのお正月だったから、これからいいことたくさん起こるといいな。
そんな1週間でした。