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初代と2代目の違いって
昨日の2代目白ピアノ(YAMAHAクラビノーバ775)のお披露目CASを2回聴きました
新しい電子ピアノに興奮状態だった昨夜から一夜明けて多少(あくまでも多少)冷静に拝聴しました
電子機器という物も確かに経年劣化するものです
なので、当然音がクリアになるものだと思います
初代の白ピアノの配信を当たり前に美しい音色だと思って聴いていましたので
新しいピアノの音色がキラキラとクリアな音に聴こえるのは
ふみくん曰く、古いスマートフォンに慣れた耳や目が新しいスマートフォンの
画像と音声のクリアさに驚くようなものです
私が驚いたのは、そんなことではありません
ふみくんは、この配信中に何十回
「音が濁らない」って言ったでしょうか?
そもそも濁った音が聴こえてるだなんて思って聴いてなかったのです
和音も綺麗だなと思って聴いていたし
トリルもトレモロも一音一音綺麗だなと思って聴いていたんです
グリッサンドだって
強いて言えば
低音の短いグリッサンド(親指の付け根の下辺りを使う)の音がドーンとかズーンて聴こえて迫力あるなぁって思っていたくらいです
そこが、ドーンでもズーンでもなくて
短いグリッサンド音に聴こえたかな?
ここ数回の初代白ピアノの低音が少し柔らかく聴こえていたのは音がこもっていたのだと昨日感じました
それで
何が一番言いたいのかと言いますと…
ふみくんは
濁ってる音をリスナーに聴かせないように研究していたってことです
だって、こちらは音が濁ってるなんて感じてなかったんですから
ふみくんて凄い人だなぁ
細かい部分でいろいろ感じたことはあるけど、ここまでにしておきたいと思います
最後に
私はずっとふみくんのピアノへの向き合い方が職人気質だと思っていました(ピアニストとしては当たり前なのでしょうけど…)
ふみくんのピアノは
自分が届けたい音楽に偏らず
リスナーが聴きたい音楽を模索する
そして、ふみくんも観客席で冷静に客観的に聴いている
その心地良さが私の耳を奪って離さない
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