衝撃的な7月を終えて
1ヶ月の間に数公演ということは過去にもありましたが、7月は同じ公演がなかったのです(1日2公演というのはあったけれど)
時系列で並べると
7月6日(土)のサッポロクラフトビアフェスト
7月15日(祝)のふみランチ&ディナーショーの名古屋公演
7月17日(水)LovePiano苗場プリンスホテルスペシャルライブ
7月26日(金)TNOC THE CAFE SAPPORO
でのTNOC THE FUMI CAFE
7月27日(土)岩見沢市のまめフェス
7月28日(日)Gifu Piano Summer School 2024 ふみピアノコンサート
7月19日(土)には、札幌のラブピアノにまで個人的に演奏しに来られた
とても多忙な週であったのを知っていたので、現地で地元の方のピアノを楽しんでいた私は驚いた!
私は名古屋のランチ&ディナーショーと苗場プリンスホテルには行けなかったけれど
どのイベントもXのタイムラインは感動と喜びのポストで踊るように楽しかった
怒涛のような7月だった
雨に打たれながらもめいっぱい楽しんだ札幌ばんけいでのイベントから1ヶ月も経っていないことを不思議に思う
人の脳は6秒前辺りから過去に感じるとは聞いたことがあるけど
それにしたってこの1ヶ月の出来事の凄さを語るのに7月初めのイベントが遠い過去に感じてしまうほどのステージをこなしたのだから、ふみくんて本当に凄い
しかも、私が観覧したどのステージも新鮮だった
いつものふみくんなのに「いつものステージ」とは感じさせないところが本当に素晴らしい
演奏する選曲も各イベントに合わせた最適と思えるセットリストでテーマがあり
より抜きの曲に渾身の演奏で当然ながら
ふみくんのピアノを知らず初めて聴きに来たというような聴衆が前のめりになって聴き入る姿を見たというポストは一件や二件ではなかった
音楽には様々なジャンルがあり楽器も数えきれない程の種類がある中で
アコースティック楽器の中でピカイチに音域が広くて素晴らしい楽器だと思う
そのピアノでポップス音楽を聴くことの魅力を改めて考察してみた
ふみくんの演奏はイージーリスニングの範疇を超える
昔からインストゥルメンタル音楽は色々あって聴き流すのに適した音楽も様々で
自分で演奏するのでなければ「あーそのフレーズ知ってる!」という聴き方が多かったかなと思う
ポップスピアノアレンジは
なんとなく聴き流すのにちょうどいいアレンジで流行りのJポップをノリノリで聴きながら作業するのにピッタリのはずなのだけれど
ふみくんの演奏はボーカルの主旋律が明確に表現されているので、ついうっかり聴き入ってしまう作業が進まないのだ
原曲で歌われている歌詞の情景をイメージしてしまうと他のことの思考が止まり
その時間は曲の世界観にのめり込んでしまう
聴き流せなくなってしまう
派手なアレンジを加えず前奏から原曲のイメージを変えず間奏も後奏も再現しようとする
ピアノ一台でやってのける
精巧な音楽再現者に徹している気がする
そして元々のインストゥルメンタル曲に関しても情緒豊かな演奏をするから曲のテーマを感じやすい
恐らく、このnoteを読んでいる私のフォロワーさんはこういう聴き方をされている方が殆どだと思う
この7月はイベントのゲストとして
場の雰囲気を盛り上げ、立ち振る舞いの美しさとトークの面白さで観衆を魅了し
その締めくくりの岐阜のホールでは
情緒豊かな音楽性で国内屈指のホールに迎えられその技量を惜しみなく披露し
大満足の微笑みでアンコール後の一礼を修められたと思う
今回ふみくんが更にすごいなと思うのは
昨年、一昨年と、ふみプロジェクトというご自身の企画プロデュースの全国ツアーが多かったことに比べて
今年は企業がプロデュースする企画へのゲストとしてのステージが多いことだ
ネット配信の申し子としてコツコツと発信し続け、かのヤマハミュージックとのパイプを繋ぎ、北海道の楽器店や道内のイベントへのご出演が倍増した上に
本州の楽器店のイベントにおいて日本屈指のホールで大トリのコンサートを務めあげられたのだから
このような素晴らしいピアニストを何年も推してこられたことをこれまで以上に誇りに思う
まだまだ先が楽しみでならない札幌の北海道の青年の代表格であり続けて欲しいと願う
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